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チャンスはコミュ力が連れてくる


「自分はやる気があるのに、上級医に理解されない。」

「同期のあいつはどこの科でも可愛がってもらってうらやましいな。」

「もっとたくさん手技のチャンスがほしい」


研修医のみなさん、若手の皆さん

そうやって感じたことはないでしょうか?

一般企業だけでなく、医療界でも可愛がられる後輩というのは存在します。

可愛がられるのが全てでないと思いますし、前述の「ずるい仕事術」では、可愛がられる後輩である必要はない、仕事に真剣であればいい。と著者も説明しています。

しかし、可愛がってほしいと思っているのに、結果がついてこないのであれば、下記方法を試してみるといいかもしれません。


可愛がってもらっている人、チャンスが回って来やすい人はやっていることがあるのです。

その共通点は何でしょうか?



・元気がある

・素直

・自分のやりたいことをストレートに言う

こちらの3つです!


・元気があること

これは必須ではないかもしれません。

あったらいいくらいのところです。

(明るくするのが苦手な人もみえると思いますので、下記の2つをご参照下さい。)

明るい人といのは、周りも明るくします。

その指導者の先生も明るくして、「やっていいよ」と言わしめているのかもしれません。

コミュニケーション能力があることの証明かもしれません。元気がある人は好かれやすいですよね。

好きな後輩にはチャンスを与えたいものです。


しかし、信頼感も必要です。

コミュニケーション能力があると、何か困ったことに遭遇したときに報告してくれるなと、安心感を与えます。

能天気に明るいだけでは心配でチャンスを与えられません。心配であることも伝えて、一緒に指導してもらうようにしましょう。

「この子、このローテーションが楽しくて仕方ないと思っているなぁ」

上級医にそう思わせたら、やる気があると思われてチャンスも回ってきます!



・素直

素直であるということは、実習においてとても大切になってくる性格です。

言われたことに素直である必要はなぜあるのでしょう?

それは、吸収率が高くなることと、指導者が指導しがいがあるからです。

素直である人に指導すると、どんどん吸収して成長していく。どんどん成長していくというのは、見ていて気持ちがいいものです。人間は、よちよち歩きだった子供から、大きく成長していく生き物です。ロールプレイングゲームも育っていくのが楽しいですよね。

しかし、注意点があります。

指導者の言ったことは素直に受け止めつつ、自分なりに一度考えるという行為も必要だと思います。

言われていることが本当に正しいのか考える癖はつけておきましょう。

エビデンスはあるんだろうか?

ただのローカルルールかもしれません。

間違ったことを覚えてしまいます。

素直に受け止めて、自分でも考える術を身に着けて行きましょう。



・自分のやりたいことをストレートに言う

「縫合したいです」

「ルート取りたいです」

「この手技やりたいです」

そういったチャンスがあれば出来そうなことを口に出して伝えましょう。

指導医の先生方も、同じように育ってきた背景があります。

部活や、医局の上下関係で育てられた指導医の先生も「イエスマン」なのです。

「やりたいです!」

と言われたら、

いいよ

と言ってしまうのかもしれません。


図太く伝えましょう。

そうやって伝えることは自分を追い込む手段でもあります。

手技を完遂するためには技術が必要です。

そのために調べて、自分のものに、血と、肉としていく

教科書で必死に調べる。準備をしておけばチャンスがやってくる。

巡ってきたチャンスで信頼を得て、さらにチャンスを手繰り寄せましょう!

チャンスはやってくるのではなくて「伝える」ことでつかみに行きましょう。



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