モテるメリットは村上春樹を読めるようになること【人生を楽しむコツ】
こんにちはペンさんです。
今回は、「モテるようになって得られる意外なメリット」についてお伝えします。
結論から言えば、「楽しめる芸術・文化作品の幅が広がる」ということです。
映画やドラマ等の作品を楽しむには、その世界の登場人物の行動とか考えに共感できるか、というのが1つ大事な要素としてありますよね。
その世界に入り込めるかどうかを左右しますから。あまりにも行動とか展開が共感できないと、「これは俺が見るもんじゃないな」と思って観るのをやめてしまう。
たとえば、僕がその恋愛経験ゼロの時に、世間的にはめちゃくちゃ評判がいいのに全く楽しめなかった小説家がいました。
それが、あの有名な村上春樹さんです。
小学生か中学生の時に、「読書の時間」ってありましたよね。
ホームルームが終わって1時間目が始まるまでの間に、好きな本を15分読むっていう。
それで、『ノルウェイの森』っていう小説を持っていったんですよ。
本屋で買ったのか姉から借りたのか、記憶が定かではないですが。
で、その読書の時間に読もうとしたんですよね。
結果、ぜんっぜん楽しめなくて。
ノルウェイの森って名作って言われてるし映画化もされてるんですけど、まったく楽しめない。
村上春樹の小説って主人公はたいがい男性なんですけど、なんか「朝ごはん食べる」より軽いノリでセッ○スをするんですよ。
女性を抱くより、朝ごはんにトーストとコーヒー食べるときの描写のほうが詳しいみたいな。
DTのころは、「セッ○スなんかめちゃくちゃ頑張らないとできない」っていうイメージがありました。
実際、僕自身めちゃくちゃ苦労して26でやっと卒業しましたし。
それをね、あの飄々とした主人公は、当たり前のようにセッ○スをするんですよ。
「無気力だけど、セッ○スには困っていない」、あの感じ。
セックスできない悩みが頭の9割を占めていた自分からすれば、まあ共感できない。笑
そんなだから、ノルウェイの森は上巻の途中でやめちゃいました。
その体験があったから、「村上春樹面白くねえなあ」っていうイメージづけがされて。
その後、高校生になり、1年でラグビー部をやめて暗黒の帰宅部時代に突入してからめっちゃ小説を読むようになりました。
大学生卒業して社会人1年目ぐらいまで小説を読みまくる時期は続くんですけど、村上春樹は一切読んでこなかったですね。
で、あるタイミングで「もう小説読むのやめよう」ってなります。
なんかいろんなことがそんなにうまくいってなかったんですよね。
仕事とかコミュニケーションがうまくいかない。
平日も休日も楽しくない。
もちろん彼女もできないし。
「何か変えないと結果も変わんないよな」、っていうのがあって。
で、行動変革の一環として、小説を読むのを完全にやめたんですよね。
自己啓発本とかビジネス本とか心理学みたいな、「実用書」に完全に切り替えたって感じですね。
まあそういうのも含めた努力の甲斐あって、なんとか今は彼女もカンタンに作れて、こっちが女性を選ぶ側の立場になれました。
(必死にいろいろやりました)
で、最近、5年くらい封印してきた「小説を読む」っていう娯楽を解禁したんですよね。
kindleで買ったり、オーディブルで朗読聴いたり、図書館に通って本を一冊借りて2週間以内返してまた新しく借りるみたいな、そういう感じで小説読むのを楽しんでるんですけど、こないだ図書館に行った時に、ふいに村上春樹を手にとってみたんですよ。
最初に選んだのが短編集の「一人称単数」っていう2020年に出たやつで、めちゃくちゃ面白かったんですよね。
僕には「抜き書き」の習慣があります。
抜き書きっていうのは、本を読んで心に刺さった文章を専用のノートに書き写すものです。『3行で撃つ』という本で紹介されていた、文章力向上の訓練です。
具体的には、良い文章に出会ったら線を引っ張って、後日見返して、改めて良い文だと感動できたら、ノートに書き写します。
で、図書館の本って買った本と違って、蛍光ペンとか引いちゃダメじゃないですか。
だから代わりに付箋を貼るんですけど、村上春樹を読んでたら、ほぼ全ページに貼ってしまうぐらいの勢いで、付箋がどんどん増えていくんですよね。
緑色の付箋が好きなんですけど、本の隙間からどんどん草が生えてきて生い茂ってるみたいな風になってしまう。
「一人称単数」からはじまり、「羊をめぐる冒険」を読破し、今は「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んでいるところ。
(2日後が返却期限なので、急いで読んでます笑)
それぐらい「村上春樹おもしれえなあ」って思いながら読んでます。
「なんで今、こんなに村上春樹を楽しめてるんだろう」って考えたら、「自分が恋愛経験をある程度踏めたからかな」ってい気付いたんですよね。
恋愛経験ゼロでDTなら、あの村上春樹の世界観に入り込めないと思うんですよね。
DTのときって、女性とかセックスを神格化してるじゃないですか。
でも、いざ2〜3回経験してみると、意外と「普通のことだな」「コミュニケーションの一つでしかないんだな」っていう風に認識が変わっていく。
そうなって、ようやく村上春樹特有の空気感を味わえたんですよね。
なので、モテる努力をする目的として、1つ付け加えてほしい。
基本的には彼女ができると楽しいとか自信がつくとかそういうベタのもありますけど、加えて、楽しめる文化作品の幅がグッと広がるので、人生がより豊かになります。
今回は小説について話しましたけど、他には恋愛ソングなんかも、聞こえ方が変わってくるはず。
僕みたいに根が非モテな人は、インドア趣味を持っている場合が多いと思うんですよね。
そういう体育会系ではなく、どちらかと言うとアニメや映画みたいな文化作品を楽しんでる人こそ、まずいったん恋愛をがんばって攻略して、その後また文化的な趣味で楽しむとこに戻ってきてほしいんですよね。
もともと芸術に対する感度は高ところに、さらに自身の恋愛経験が加わると、より幅広く、より深く文化的娯楽を楽しめるようになりますから。
1回しかない人生をより面白くする手段の一つとして、ぜひモテる努力をしてほしいなって思います。
僕みたいに「おとなしい」とか「声が小さい」とか「存在感が薄い」地味めな男性が、恋愛成功経験をゼロイチで作るための記事をたくさん書いてます。
下にリンクを貼っておきます。ぜひ読んでみてください。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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恋愛コンサルもやってます。
ていねいに原因分析し、取るべき行動を具体的にお伝えしています。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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