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雨にまつわるエトセトラ

ピチピチ ジャブジャブ ランランラン♬*゚

あの歌は「雨の日は楽しいよー」っていう
すり込み教育だったのかしら?

童謡に歌われる雨のうたは
カエルがゲロゲロ合唱したり
青い空のむこうに虹がかかっり
お母さんが傘を持ってお迎えにやって来てくれたり
とても、美しく楽しい。

だからだろうか、幼い日の私は
雨の日の憂鬱に気づくすべもなかった。

時は過ぎ、主婦になった私は雨の続く日に

⚫洗濯物が乾かないのに、家族が平気な顔し てガンガン洗濯物を出してくるうえに
出したんだから当然乾くものと信じているのは何故なんでしょう???問題
⚫買い出しに自転車で行けないんですけど
お米なんか重いものは雨のやみ間に要領よく行っておかないと自分が困るんだよ問題
⚫くせっ毛爆発してますよ問題
⚫日本各地が豪雨でエライ事になったらどうしよう問題

などに悩み、心を乱される現象にさいなまれるようになってしまった。

いや思い起こせば、幼少時の私も
てるてる坊主がどうしても首つり人形みえて
心密かに怯えていたし
大輪のあじさいの花がスイミングキャップをかぶった女の子の頭に見えて
ビミョーな気持ちを抱えていたなぁ
ホラーの世界だわね。

それでも、オレンジ色のギンガムチェックの長い傘と折りたたみの傘を
2つお揃いで買ってもらって嬉しかった気持ちや
水溜まりに長靴を履いて
ジャブジャブして遊んだ感覚は
この歳になっても色鮮やかに記憶している。

大人になりすぎてしまった私だからこそ
雨の日の小休止を
もっと上手に楽しめる
心の余裕を持ちたいものだわね。

ピチピチ ジャブジャブ ランランラン♬*゚てね。





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