あかりが灯っている事は幸せなことだと思う。

私が本当に『たった1人で暮らした事』って
振り返ってみると無い様に思います。

短大を卒業して
銀行員になって
それでも実家から通っていましたし
カナダへ留学した時も
直ぐにルームメイトが出来たし
1年後にはオランダ姓の彼と住んでました。

ヨーロッパを彷徨いたときは、
安いユースの団体部屋だったし
ヒッチハイクの時は、車には誰かがいるし
駅で寝たり
旅は基本的には1人で
何ヶ月も1人でウロウロしていたけれど
それを『1人暮らし』とカウントしていいのやら。

そう思うと
たった1人って無かったなと思います。

あれだけ群れるのは苦手だと言いながら
1人がないんかい！と笑笑

あかりが灯っている部屋を見上げて
ほぉっと白い息を吐きながら
ドアの向こうの顔を想ったこと。

子ども達に散々
『1人暮らしして生活を知れぃ！』とか
もう言えない・・笑笑

傷付いても
人は
そこに　あかりが灯っていたら
また心が違うんじゃないかって
そう思うのです。

疲れた人へ、傷付いた人へ、頑張る人へ、

愛するひとへ。

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