自分で"決める"ことの大切さ

齢30も超えて、改めて思うのが自分で"決める"ことの大切さ。

みんな自分で自分の進む道を決めてる?

親にこの高校に行けって言われたから行ってるとか、この大学に行けって言われたから行ってるとか、この仕事に・・・みたいな感じで、自分の人生を親に決めさせてきた人って意外と少なくないんじゃないかな?

はたまた、はっきり「ここに進め!」と言われたわけじゃないど、「手に職付けないと将来安定しないぞ」的な言い回しをされて、ちょー少ない選択肢の中から仕事選びましたみたいな人も結構いるのでは?

これってさ、親心的には子供に苦労してほしくないって気持ちがあると思うんだけど、逆にめっちゃ危険だなって思うんだよね。

学生の頃までは、なんとなくそんな風に親に道筋を任せても、周りにもたくさん同い年の学生がいて、同じように授業を受けて、何かしらイレギュラーがない限りは基本大勢と同じように過ごすことができるんだよね。

先々のことなんて考えなくたって、少なくとも目の前のことをこなしていけば、勝手に年月は経過していつしか卒業を迎える、みたいな。

親の決めた学校で、学校内での過ごし方は(大勢の)同級生の流れに合わせる。そこには自分で''決める"っていうアクションはない。

でもさ、社会人ともなると、例えば新卒で大きな会社に入ったとするとスタートは大勢の同期と同じかもしれないけど、3年も経てば徐々にキャリアは個別のものになってくる。中小企業ならスタート時からすでに数人、あるいは一人でやっていかなきゃいけないよね。

そんなときにさ、何かしらの決断を下さないといけない場面になったら、これまで親や大勢の周りに合わせて思考停止のままお任せコースで進んできた人、めっちゃ困らない?笑

どうやって決める?

しかも、この時点ともなると、"決める"ことによるその後の人生への影響度って学生の頃よりも大きくなってるじゃん。

そんな時に、これまで自分で"決める"って行動を起こしたことがないと、"決めた"選択肢が間違ってたらどうしよう?って足がすくむくらい怖いと思う。

でもね、この時点まで"決める"ことを親やその他大勢に任せてきた場合、もっと、さらにそれより恐ろしいのは、「失敗したときにどうやって次への成功に繋げるか」を知らないってことなんだよね。

なぜかって?今まで"自分で決めて"失敗した経験がないから。

人は"自分で決めて"起こした行動の結果、望ましい結果にならなかった場合、悔しいし、なぜそうなったのか?自分の戦略のどこがいけなかったのか?そういうことを深堀りして、考えることができる。

でも、起こした行動が"親やその他大勢が決めた"場合だと、なぜ失敗したのかって、本意で真剣に深堀りして考えることなんて出来ないんだよね。だってそもそもその行動に至るまでのプロセスも人任せで、自分では考えてないから。だから振り返ってみても大した改善点みたいなものは見つからない。

しかもその時の責任って結局誰にくるかっていうと自分なんだよ。

やばくない?笑

ほんとーに恐ろしい。親や周りはもちろんあなたのことを思って言ってるかもしれないけど、結果的には責任はとってくれないんだよね。

だからさ、本当は人生の早いうちから自分で"決める"ってことをたくさん経験しておいた方がいい。そのうえで、たくさん壁にぶち当たって、へこたれても、少なくとも自分で決めたことなら納得がいくし、学びもめっちゃ多い。これが一番大事なことで、ぶっちゃけ望ましい結果になるかどうかよりも大事。

だってそもそも大きなことを成し遂げようとすると、一回や二回で成功する可能性なんて決して大きくないでしょ?めげずに、どうすれば10回目で成功できるかってことを行動に落とし込めるようにするための訓練だと思えば、絶対に早いうちから自分で決めて、たくさん失敗したほうがいい。

『かわいい子には旅をさせよ』

だし、

『赤信号、みんなで渡れば全員死亡』

だし。

人生の決断を他人に任せていると、いつか必ず後悔するし、壁にぶち当たった時の対処法もわからなくなってしまう。そんでいつか、「自分の人生はなんだったんだろう」ってなる。

なので、自分の人生は自分で決めましょう。

どろん!

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