Z世代の起業を支援する財団「八三財団」を小田原で設立しました。

この度、神奈川県西部エリア（2市8町）が、よりサステナブルな地域となるよう、10代から20代前半までの次世代の起業支援を目的とした「一般財団法人 八三財団」を設立いたしました。
設立にあたりまして、我われが考える背景と想いに触れさせていただきます。

八三財団 HP

テクノロジーの進化により、情報や物の流れが一変し、国や言語を越えてのコミュニケーションが活発になりました。それに伴い、大きな組織に所属していなくても、素晴らしい設備やシステムが使えるようになり、地方に居ながらにして世界と戦うことも可能な世の中になりました。

一方で、我われ人間の身勝手な生き方により、この地球に大きなストレスがかかり、その結果、発生した新型コロナウィルス。世界的規模で急速に拡がったその感染症は、人類がウィルスと戦う過程の中で、我われの働き方や暮らし方、そしてビジネスさえも、地球にとって優しいスタイルへと変えるべき「きっかけ」と対峙することになりました。

日本は、各地域に素晴らしい歴史や文化、伝統が根付いています。また、島国である日本には、自然の恵溢れる地域資源が豊富にあります。その豊かさを脈々と継承する老舗企業から学び、テクノロジーを活かし、より現代にフィットしたサステナブルな地域社会を実現することで、この国が地球に本来提供すべき優しさを取り戻せるのだと思います。

そんな共創のサイクルを取り戻すためにも、今世代がもつ「経済と道徳」を次世代にインストールしていく。また、彼らのクリエイティブ魂と向き合うことで、お互いが進化成長する「きっかけ」に着火させていく。我われの活動は、そんな地域カルチャー創りに寄与していきたいと考えています。そして、そんな幸せなサイクルを回す地域が、日本に多く溢れるといいなと。

あらためまして、
我われ、八三財団を末長くよろしくお願い申し上げます。

一般財団法人八三財団
　代表理事　齊藤修一

八三財団 HP