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『アレ(A.R.E)』のとき、後悔のない人生を。 今年最後に健康に対する想いを語ります③

こんにちは!動ける&健康なカラダをつくるトレーナー、坂下です。

今年最後の投稿。
『健康』について、ヘルスリテラシーのつづき、そして想いを語ります。



ヘルスリテラシーは健康の前提条件


世界保健機関(WHO)
は、その憲章前文のなかで、健康とは、

『完全な肉体的、精神的および社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない』

と定義付けています。

また、健康の前提条件として以下の8項目をあげています。

『健康づくりのためのオタワ憲章』
健康の前提条件
平和➜戦争、内戦などの紛争がない状態であること。
住居➜室内空間が清浄であること、閑静である、日当たりがよいなど。

教育教育水準はヘルスリテラシーとの関連性が深い。ヘルスリテラシーは寿命との相関関係が報告されている。

食品➜健康的に生きるためにふさわしい食品の摂取ができていること。
収入➜健康的な生活ができる衣食住を生涯維持できる収入があること。
安定した環境➜汚染のない空気、水、振動や電磁波、悪臭などがないこと。
持続可能な資源➜持続可能な資源があること。
社会的公正と公平➜公正で公平な社会保障制度が整っていること。

現在も紛争、飢餓、児童労働などがあたりまえに起きている世界のなかで、日本は上記の項目の多くを満たしているとおもいます。

平和、環境、資源などは健康の前提条件

しかし、『教育』については注意が必要です!
健康には教育が必要であり、健康に関する教育水準の高さはヘルスリテラシーを高めますが、日本は十分ではないとされているからです。


メディアの情報を鵜呑みにするな!

日本は、国民のメディアに対する信頼度が世界のなかでもダントツに高い、といわれています。
要するにテレビなどのいうことをそのまま信じやすい、素直な国民だと海外からいわれてるわけですが、
はっきり言って、日本のテレビなどをみているだけでは、ヘルスリテラシーを高め健康を手に入れることは決してできません。

たとえば、『加工肉』について。
世界的にはベーコン、ハム、サラミ、ウインナーなどの『加工肉』は、タバコなどと同ランクで『発がん性がある』と国際がん研究機関によりランク付けされています。

かつてそれが発表されたとき、多くのメディアが一斉に報じましたが、日本では食肉メーカーの猛反対により報道は速攻でとりさげられました。(日本のみ)
つまり物事を公平に伝えられてはいない。

日本では、情報はなんでも報じられるわけではなく、コントロールされているのが現実です。以前書いた『牛乳』についてもそうですが、

報道は、する自由も、しない自由もあり、とくに日本では何でも公平に伝えられているわけではありません。

テレビやネットなどのカンタンに手に入る情報だけを鵜呑みにされているとしたら、やめたほうがいいとおもいます。

都合の悪い情報は、伝えない自由もある。

そして、健康意識が高い人ほど注意が必要です。
意識が高いだけでヘルスリテラシーが低ければ、間違った行動をより強化してしまうからです。


アレを前に、何を想うか。

PART①の記事でご紹介した
『死ぬときに後悔すること25』
では、『健康を大切にしなかった』の他に、

『自分のやりたいことをやれなかった』
『夢をかなえられなかった』
『感情に振りまわされ一生過ごしてしまった』
『他人にやさしくしなかった』
『会いたい人に会っておかなかった』
『ありがとうを伝えなかった』


などを後悔しながら多くの人は亡くなっていく、と紹介されています。

死ぬときになんの後悔もないなんて、むずかしいことだと思います。

しかし、『健康を大切にしなかった』についてはヘルスリテラシーを少しでも高めることで、余計な後悔は減らせると思っています。

『死』という言葉はコワイもの?縁起でもないもの?意識するのはよくないものでしょうか?

しかし、日本には他の国にはない
『死生観(死を前提に、どう生きるかを考えること)』
という言葉があります。

今回、2023年流行語大賞にあやかり、投稿タイトルに『アレ(A.R.E)』を使わせてもらいました。

すぐ手が届くものとは思いたくないが、決して遠くにあるものではない。
意識しすぎもよくないが、無視はできない。

アレを前にしたとき、なるべく後悔なくアレしたい。
そんな方にとって、トレーナーとして来年も役立つ情報を発信していこうと心に決め、今年を締めたいと思います。

皆さま、よいお年をお迎えください!

人生にとって健康は目的ではない。
しかし、最初の条件なのである。
〜武者小路実篤〜


付録 『アレ』についての名言集


ウィリアム・サローヤン
『誰でも死ななくちゃいけない。でも私はいつも自分は例外だと信じていた。 なのに、なんてこった。』

オードリー・ヘプバーン
『死を前にしたとき、みじめな気持ちで人生を振り返らなくてはならないとしたら、いやな出来事や逃したチャンス、やり残した言葉ばかりを思い出すとしたら、それはとても不幸なことだと思うの。』

葛飾北斎
『あと十年生きたいが……せめてあと五年の命があったら、ほんとうの絵師になれるのだが。』

ガンディー
『明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。』

クレッチマン
『お前の人生が戯れにすぎなかったのなら、死はお前にとって真剣事であろう。 だが、お前が真剣に生きたのなら、死はお前にとって一つの戯れであろう。』

ダ・ヴィンチ
『このところずっと、私は生き方を学んでいるつもりだったが、 最初からずっと、死に方を学んでいたのだ。』

ジョルジュ・シムノン
『私は生きることが大好きだから、死を恐れない。 ただ、出来るだけ遅く死にたいだけだ。』

前田太尊(ろくでなしBLUES)
「明日死んだらどーする?今一番やんなきゃなんねー事をやってからじゃねーと、死にきれねーんだよ。」

ケンシロウ(北斗の拳)
『お前はもう、死んでいる』

ジーパン刑事(太陽にほえろ!)
『なんじゃコリャ!!』

ザコ野党(北斗の拳)
『なにをぱら』


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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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