縁(えにし)の「S」

「S」。
ヘンな事を想像して貰っては困る。純粋に「エス」である。
わたしの縁(えにし)。やたらと縁のある文字だ。
アルファベット順では、ビリから数えた方が早い。
が、わたしの中では、常に「A」。常にエリート、トップの「A」。
何かなんでも一番に来る。最上級の、特等席。
スーパー・エリート、曰く「SA」(サービスエリアではない)。兎にも角にも、「S」なのだ。

キンキラキンに輝いて、玉座の如くの位置にある。
永遠の礎(いしづえ)、双璧。
影響を与えてくれた人々には、揃って「S」といったし、親しくなった友人・知人も然り。ボーイフレンドくんにもついていおったな。
何よりサマンサ。通称サム。
大好きな「奥さまは魔女」の、主人公が証明をしてくれよう。

縁(えにし)があれば、呼ぶものがある。呼ぶものがあるから、自然、縁(えん)が出来るのだ。
すると「運」。大袈裟に言えばとなって来る。

第一、生まれ育った元号からして「昭和」。「S」ですもの。しっかり運が決定づけられている(?)わいな。

<了>

#創作大賞2023


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