ハロー、ハローの「波浪警報」(!?)

「波浪警報」
たまに天気予報で言ってくる、業界用語だ。
良く分からないけど、字からすれば「波が来ますよ」って意味だろう。
耳だけで聞けば「はろうけいほう」。
未だに瞬間、思ってしまうのだが、初めて聞いた子供の時から、かなり大きく。高校生あたりまで、わたしはこう解釈していた。
(はろーけいほう?どっからの波に乗かった、外国人一家が、わざわざ挨拶。<ハロー、ハロー>って言いに来るのかしら?ペットの犬なんかも連れて。だから皆さん、注意しましょう。気をつけましょう、って警報なのね。そうなの、そうね、そうだわさ。随分とマメねぇ、アチラの人って)
痛く感動。感激すらしていたんである。
幼稚園時なら分かるけど、高校生になってまで、、、ねぇ。

感動の輪を広げよう。けど、一応確かめてみますかと某日。
「あの」
勇気を出して、友達に言ってみた。
「何?」
一途なまなざしに、友達の声もドキドキしている。
「ハロー警報ってあるじゃん。天気予報の、、、」
「は?」
ひと息を入れ更に、「はぁっ?はぁっ??」
驚愕していたのを忘れない。

言うんじゃなかった、、、。嗚呼!わたしったら。

#創作大賞2023

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?