気になる背景・歌の一節~「上を向いて歩こう」~


「上を向いて歩こう」
昭和38年の大ヒット曲。作詞・永六輔 作曲・中村八大 歌・坂本九。
人呼んで(?)「トリオ六八九」。
高度経済成長期が、庶民レベルまで浸透。実感できつつあった当時の背景も伴い、今でも歌い継がれる名曲。様々な自然災害の復興ソングとしても、起用されている。
が、一寸。
(どうなんだろう?)思う一節あり。

  (前略)ひとりぽっちの夜(後略)

どういう背景なんだろうか?
それまで様々があまりに重なり、大変だった意味からか?
(それとも)時代を廻すが。

昭和38年。
当時20歳、21歳ぐらいの若者の幼少期=終戦直後。
親兄弟や身内が戦死し、天涯孤独みたいな育ち方を思い出して。
或いは、養ってくれる人はいた。
けど、朝から晩までどこかへ行ってしまい、夜、掘立小屋みたいな家で、裸電球の下、一人で帰りを待たなければいけなかった子供時代を振り返っての意味なのか?

深入りしなくていい。
が、好な歌を深く理解したいので、気になる「~歩こう」の一節だ。

〇名曲に 深き思いを 知るも思(し)う
                   「ひとりぽっちの 夜」の背景

                  <短歌 なかむら>


       


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