ホントにいいのか?「〇〇留学」

断っておくが、あくまでわたしの私見である。

北海道のどこかの学校。
寄宿舎生活を送るどこかの学校の目玉は、「海外留学」。カナダだそうだ。
「自然の中で、逞しく育って欲しい」
同じく寄宿舎生活を小学生の息子に遅らせている、母親の言葉だ。
「中3まで、ここにいる予定」
元気良く息子も、インタビューに答えていた。これも、かなり地方の学校だ。

ここまで長期。
完全に「住む」、「生活する」はないにせよ、「山村留学」。
「夏休みに」「都会の子供を逞しく」
名目で、何年も前から行われている。
マスコミ陣も、持ち上げる。
「行って良かった」だの、「面白かった」。
「一生の思い出」「またゆきたい」云々と言った言葉ばかりが、語られる。
中には、「大きくなって結婚して、子供が生まれたら、自分の子供にも」
目を輝かせながら、言う子もいる。
若村麻由美も、子供の頃に経験したらしい。

が、本当だろうか?
山村=言葉は悪いか、僻地である。何もなくて、交通網が、未発達。
ドラマ「瑠璃の島」を思い出すが、語弊なく不便だ。
だから「自然が売り」。「日常の喧騒を忘れさせる、癒しの地」。
が、それだけでは売りにならない。他所との差別化がつかないから、「山村留学」。四文字熟語(?)とタイアップして、収入源を確保するのだ。
多少割高にしても、営業トークで丸めてしまえば、どうにでもなる。

んが、隠された現実。憧れの(?)留学の裏には、男の子だったら労働者。
女の子だったら、受け入れ先で、おじさんたちの「夜の玩具」にされるのではなかろうか?
性犯罪がここまでニュースになっている昨今、踏まえておいた方がいい。
「カナダに留学。ラッキー!」
国が違えば、人種が違い、人種が違えば、考えも異なる。
アジア人、特に我々日本人を差別する人だって、中にはいるだろうし、男女ともに今は要注意の時代だ。
万が一、恐れていた事態になっても
「来たのは、君の意志」「来たかったんだよな、ここに」
で、お終い。
「親に言う?言いたきゃ言えよ。きっと相手にされないぜ。親御さんから、ノリノリだったんだから。<嘘言うな>で終わるわな」
冷笑されて、終わりである。
そういうのも、ちゃんと考えているのだろうか?
ゆきたいのだろうか?ゆかせてやりたい、願うのだろうか?

そんな所にゆくんだったら、自宅でまったり過ごして貰いたい。
なんて思うのダメダメか?

虐待の中でも、特に深刻な性的虐待。真剣に考えてからやるべきだろう。

<了>

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