お兄ちゃんは「大人」だから?~喜多川氏の心情(こころ)~
故・服部家。
「忍者ハットリくん」ではない。
音楽一家の服部家。良一・克久・隆之・百音。
祖父・長男・孫・ひ孫と4代にわたる、音楽一族。
キムタク主演のドラマに「華麗なる一族」があったけど、その音楽版。
「華麗なる音楽一族・服部家」といった感じだ。
因みに、小泉家。小泉さんちも4代にわたり、家業は政治家。3代までは良くあっても「4代」となると難しかろう。歌舞伎役者とか老舗の何とか、なら別だけど。
余談はさて置き。
良一さんの次男さんが今、自ら告白。世の話題をさらっている。
男色帝王(?)。ジャニーズ喜多川さんの夜伽相手。小学2年生にして、相手をさせられたと告白をしているのだ。
小学2年生というと、8歳。8歳にしてかぁ~っ。
家族は知っていたのかも知れないが、「お金と性の話は」暗黙の了解が日本にはある。
特に家族間では、「嘘、言うなッ!」一喝されてお終いだ。「あり得っこない」否定のアタマが、何故かしらある。
次男さんは、現在78歳。昭和19年生まれ。と、体験の記憶は昭和27年か。「禁色(きんじき)」偶然なのか、三島由紀夫が書き終えた前後だ。
丸山(現・美輪)明宏と、出会った頃と重なる。
ふと思うのは、何故お兄ちゃん。
克久氏をお相手としなかったのか?大人に近かったからであろう。
昭和11年生まれのお兄ちゃん、克久氏は、当時17歳。身も心も半分大人に近い、青年だ。
8歳の坊やとは、全然違うのだ。
(ひょっとしたら公言されるかも)
当時の風習、暗黙の了解からすれば大丈夫だけども、安心はできない。
(お友達にでも、喋られたりしたら?)
(何かの折に、ペラッと言われたりでもしたら?)
頭にチラと浮かんだのではないか。
(出入り禁止とまではゆかなくても、関係がマズくなる)
そこへゆくと坊や、8歳の子はねぇ。
単に好みの問題か?
どの道「稚児趣味」「男色文化(?)」「両刀使い」
織田信長と森蘭丸他、この手にもあるが、告白。
次男さんの「告白」を、どのように関係者は受け止めるのだろうか?
<了>
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