作品と作者

ご存知「コボちゃん」。
読売新聞朝刊版に連載中の4コマ漫画。先程、連載40周年を迎え話題となった。昭和57年(1982年)からの連載だ。
作者・植田(うえだ)まさしさんの代表作品であり、植田さん自身も非情に力を注がれている模様である。何かのインタビューだったか、「1日の半分を費やす」と仰られたりもしていた。

察するに植田さんは、千歳飴とクリームシチューがお好きなようだ。
長葱の白い部分と間違われたり、貰ったはいいが長すぎて口に入らなかったり。千歳飴は、良く使われるアイテム(?)である。
ママ友との会話に出たり、マッシュルームがないと騒がれたり。クリームシチューもまた然り。

共に家庭的な感じがする。「子供」がキーワードのようでもある。
クリームシチューにマッシュルームの観点は、植田さんと重なるのだろうか?奥さまの得意料理であるとか、リクエストするとか。
アイデアが沢山思い浮かばれるのだろう。

無意識なのか?
どうも好きなモノ、拘(こだわ)る様々を作品に出す傾向が作家や漫画家と言った人にはあるようだ。
漫画の神様・手塚治虫(故)は、蝶々と虫歯。カレーライスに珈琲のセットメニューは、食事場面で良く使われる小学生の頃から昆虫採集・特に蝶々に魅せられた。虫歯は、自身が歯が弱く、歯並びも悪かった。早くの内から総入れ歯であった。自分だけこんなの許せない、登場人物にもとの思いが強かったのであろう。
藤子・F・不二雄の恐竜は有名だ。

意外な所では三島由紀夫。
厚切り豚ソテーに、林檎ソースを掛けたのが好物だったらしい。「お城さん」では、新妻が作る行程までを筆にしている。

他にもいろいろあるだろう。えっ?あなたならって?う~ん、さしずめ珈琲、ゼリー、ケーキの類いにお菓子の諸々、かなぁ?

#創作大賞2023

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