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続・わたしの学生時代の話

色んな人に出会って、
色んな価値観を知って、
色んな経験をした。

学生時代のわたしがいるから、
今のわたしがいるんだ。

今日は「続・わたしの学生時代の話」です。


心機一転、楽しい高校生活!

誰も行かないであろう高校を選んだわたしですが、
わたしを含めて同じ中学から3人が同じ高校へ。

ほぼ接点がなかったので、誰もいないも同然。

ひとりは女の子だったので、
しばらく一緒に登校していましたが、
だんだんと、新しくできた友達と過ごすように。

わたしが高1の時、
初めて友達になった子は、とても美人な子でした。

「この子と友達になりたいなぁ…」
「でも、なんか会ったことある気がする…」

と思って勇気を出して話しかけてみると、
全く会ったことない、別人でした。笑

それから、
席が近くだった女の子2人組と合流。
4人グループになりました。

そこから、2人追加。
さらに、2人追加。

最終的には8人グループになりました。

とはいえ、
最初に出来た4人グループといることが多く、
今でも仲良しです。

少し話が脱線しますが(またか)、
わたし以外の3人、みんな天秤座なんです。

わたしは山羊座なので、活動宮グループ。
だけど、風エレ3人をまとめるのが
地エレのわたしの役割でした。

風エレが集まると、軽いんです。
だから、わたしが地に足付けさせる感じ。

でも、天秤座だから輪を乱すことなく、
わたしがまとめたことに協力的で、
いつも助かっていました。笑

そして、いつも明るくてきらきらしていて、
どこか大人っぽい雰囲気。

わたしは、そんな彼女たちが大好きです。


すごくいい感じに褒めていますが、
やっぱり「類は友を呼ぶ」という言葉の通りで、
蓋を開けてみると…
ちょっと変わった子の集まりでした。

中学時代とは打って変わって、
毎日が楽しくて、学校が大好きでした。

突然、友達が泣いた!

ある日の朝、登校したらすぐに
最初に話した美人さんが目にとまりました。

「おはよう!」って声をかけたら、
彼女は突然、ボロボロ泣き出したんです。

「えええ!?なになに!?」
とわたしは驚いてしまい、
ひとまず人気のいないところへ移動しました。

話を聞いてみると、
昨日好きな人に振られてしまったとのこと。

「それは辛かったね、よく頑張ったね!」
と励ましていると…

「今日頑張って、学校来たんだけど…
maoさんの顔みた瞬間、自然と泣いてた。笑」
と言うんです。

それを聞いて、わたしまで泣いてしまいました。

「こんないい子を振るなんて見る目がない!」
とぷんすかしているわたしを見て、
彼女は少し笑顔になってくれました。

その頃から、人の話を聞いてあげることで、
相手が元気になったり、癒されたり、
背中を押されて前に進む姿を見るのが好きだと
思うようになりました。

前回のブログにも書きましたが、
「相手が言って欲しいこと」を察する能力を
さらに認識し始めた頃でした。

それから、
グループ関係なしに色んな友達が出来て、
恋の話、友達関係の話、家族の話、バイトの話…
様々な相談を聞いていました。

中にはやっぱり泣く子もいて、
わたしはティッシュを常備していました。笑

面白いことに
泣いたあとは、みんな絶対笑顔になるんです。

そんな姿を見て、わたしはいつもうれしかった。

そして、
「カウンセラー」という仕事に興味を
持ち始めたのもその頃でした。

色々調べたら、
「国家資格なの?なんか難しいそう…」
と、当時はすぐに諦めてしまい、
今は全く違う仕事をしています。

でも、仕事にはしていなくても、
この能力は今の仕事の中でも、
それ以外のところでも使っていると思います。

あまりにも適当な進路希望!


高2の秋頃から、予備校に通い始めました。

特に志望する大学もなく、なりたい職業もなく…
とりあえず大学に行きたいな~くらいなのに
人より予備校に行くのが早い志の高さ。笑

正直、レベルが高すぎてついていけず、
よくさぼっていました。

「お金の無駄!」と怒られそうですが…
自分の目標がしっかり定まっていないので、
やる気がなかなか出なかったのです。

そろそろ進路希望を出さないと…
というタイミングが来た時。

なんとなく英語得意だったし、
文学部(英米文学科)にしようと思い、
進路希望の紙に、そう書きました。

でも、
文学部で何を学ぶのかよく分かっておらず、
文学もほとんど興味ない…本も読まないし…
ましてや、海外の文学はもっと分からない…

せめて日本文学なら興味持てたかも。
心理学とか哲学とか…もっと他にあったろうに。

要するに、かなり適当な進路希望でした。
何も考えていなかったのです。

そして、あまりにも適当な進路希望のまま、
「文系」志望の勉強していました。

やっぱり、文系志望やめる!

なんだかもやもやっとする中、
時間だけが経っていきました。

高3になり、みんな部活を引退し、
さあ、受験モード!と切り替わっているのに、
「なんだかな~」とふてくされているわたし。

高3の夏休み。
相変わらずぼーっとしたわたしは、
「気分転換に参考書でも見に行くか~」
と本屋さんへ行った時のこと。

参考書を見ていても、ピンと来なくて、
漫画コーナーに行ってみたり、
小説コーナーに行ってみたり…

店内をぐるぐる回っていると、
たまたま「園芸コーナー」にたどり着きました。

なんとなく手に取ったのは「野菜図鑑」。
自分の知らない野菜がたくさん載っていました。

わたしは小さい頃、野菜が嫌いでした。

添え物野菜は全部よけていたし、
サラダは絶対に食べませんでした。

高校生の時にはだいぶ食べるようになったけど、
特に好きにはなっていませんでした。

なのに、
なぜかその野菜図鑑の野菜は美味しそう見えて、
どうしても気になったんです。

予備校の授業の合間だったので、
立ち読みしている時間があまりなくて、
参考書ではなく、「野菜図鑑」を買いました。

予備校が終わると、家に急いで帰り、
野菜図鑑を開いて眺めていました。

なんだか、不思議とわくわくしていました。

「わたし、この感覚知ってる」って思いました。
小さい頃、絵を描いていた時の感覚と同じ。

きらきらして、わくわくして、止まらない。
心地よくて、楽しい感覚です。

「これ(野菜)ってどう作るんだろう?」
と、ふと思いました。

知りたくなって色々と調べていると、
「農学部」というキーワードが入ってきました。

「農業を学ぶ大学があるんだ」と知り、
大学を調べ始めました。

でも、そこで農学部って「理系」なんだ…
と気づきます。

わたしが勉強してきたのは「文系」。
いわゆる理系科目は、ノータッチでした。

理系だと分かったら、なんだかしょんぼりして、
すぐに調べるのをやめました。


でも、次の日。
わたしの運命を変える出来事が起こります。

当時、やる気がまったく見られないわたしに
予備校の先生がわたしが予備校に来たら、
手帳にスタンプを押してくれる制度を
提案してくれていました。

その手帳には、
気になるニュースや知識を書いていて、
それについて先生と話す時間がありました。

その日は、昨日調べた野菜のことでした。
「この野菜はこう出来ていることを知った」
みたいな感じのネタでした。

先生は、
「どうして気になったの?」って聞いてくれて、
話の流れで農学部の話にもなって、
「農学部は理系だったから調べるのをやめた」
と伝えました。

そうすると、
「文系でも受けられる大学があるか探してみる」
と言ってくれました。

予備校の授業が終わり、帰ろうとした時。

先生に呼ばれて行ってみると、
わたしのために「文系でも受けられる大学」
を見つけてくれました。

厳密には、「文系でも受けられる学科」です。
農学部自体は、理系。

そこで、提案してくれたのは、
「農業学」+「経営学」の学科でした。

それなら、文系科目でも受けられるとのこと。

それを聞いた時、とってもうれしくて、
またわくわくしてきたのです。

「わたし、ここに行きたい!」と思いました。

そして、
文系をやめて、理系に進路変更したのです。

母に伝えると、びっくりしていました。
理系って聞いた瞬間、
「お金がかかる!!!」となったそうです。

だけど、母はわたしを応援してくれました。
お母さんごめんね…そして、ありがとう。

でも、この娘…
この後、もっとお金かかる選択をするのです。

わたし、北海道へ行ってくる!


急な進路変更だったこともあり、
「受験科目はこのまま文系科目で行こう」
となりました。

高3の秋からやっとやる気になるわたし。
文系っぽい学科とはいえ、学部は理系。

「大学に入ってから、苦労するかもしれない…」
と言われましたが、今はそんな場合じゃない!

「受かってから考えます!なんとかします!」
と言いました。笑

今までのさぼってきた1年分を取り返すのは、
なかなかしんどかったです。

でも、
今はやれることをやるしかなかったのです。

そして、高3の冬。
なんとか頑張って、やってきたセンター試験。

まあ…、ボロボロでした。
受験会場の空気感にやられていました。

勉強してきた時間も、もちろん大切。
それが自信に繋がるから。

だけど、
わたしにはその自信が足りませんでした。

その後の大学独自試験も、ことごとくボロボロ。

みんなは合格して予備校には来ていないのに、
わたしだけひとり、予備校に通っていました。

「行くところないや…」と毎日泣いていました。

そんな姿を見た母は、
「そんなに行きたいなら、頑張れるなら、
お金は何とかするから、浪人する?」
と言ってくれました。

でも、また1年頑張れるか分かりませんでした。


そんな時、奇跡が起こります。

だめもとで最後受けていた「北海道」の大学に
まさか、合格するのです。

それは本当に奇跡すぎて、
何が起こったか分かりませんでした。

確かに受けたけど…
まさか受かるとは思ってなかったんですから。

関東に住んでいるわたしは、
行くとなれば、もちろん一人暮らしです。

でも、行きたい。
先生も「受かったから行くべき!」と
背中を押してくれて、母と三者面談しました。

母は「浪人するのと、北海道行くのとじゃ
同じくらいお金かかるから、行ってくれば?」
と言ってくれました。

「お母さんありがとー!!!ごめんねー!!」
と泣いて、泣いて、喜びました。


怒涛の受験が終わり、とにかく時間がないので、
家探しのため、急いで北海道へ。

3月中旬ということもあり、
選り好みは出来なかったとはいえ、
海が見える良さそうなマンションに決めました。

ついでに不動産屋さんにも色々情報をもらい、
学校のこと、生活のことを教えてもらいました。

関東に戻り、みんなが春休み遊んでいる中、
わたしは荷造りを必死にしていました。

なので、
本当に仲いい友達にしか進路先は伝えられず、
北海道に行く前にみんなに会う時間もなく、
あっという間に北海道へ行く日に。

わざわざ空港まで来てくれた友達もいて、
とてもうれしかったです。

その時、
仲良し4人の1人からもらった手紙の中に、
「北海道へ行ってくるといった時の
maoさんの顔がきらきらしていてたよ!」
と書かれていました。

そうなんです。
「わたし、ここに行きたい!」と決めた時、
きらきらした未来が見えたんです。

感じ取ってくれてありがとう。

そして、
北海道へ旅立ちました。

北海道、どこまで行っても、北海道!

北海道へたどり着くと、
荷ほどきやら、街の散策やら、買い物やら…

忙しくて、あっという間に入学式。

次の日は、4月なのに、ホワイトアウト。
北海道に来て1週間で、雪は見飽きました。笑

予備校の先生に言われた通り、
大学に入ってから化学や生物を勉強することに。

友達から受験の時に使っていた参考書を
もらって、教えてもらったことも…

「よくここ来れたね!」と笑われました。
それくらい、本当に奇跡だったんです…

なので、ギリギリ単位とれたくらいでした。
友達に救われました。ありがとう。

一人暮らしはなんだかんだ楽しくて、
近くに友達が住んでいたので
寂しさは、ほとんどありませんでした。

むしろ、一人になりたがっていました。
そこは、小さい頃から変わらずでした。笑

そして、
初めてちゃんと家事をしたので、
家族のありがたみをひしひしと感じました。

北海道は車文化だったので、
先輩の車で色んなところへ連れて行ってもらい、
北海道を満喫していました。

「ここに行くの何分くらいかかるんですか?」
と聞くと、

「うーん、近いから2時間くらいかな!」
と言われて、衝撃。

(車で2時間は近くない!!!!)
関東生まれからしたら、ピンと来ませんでした。

北海道ってどこまで行っても北海道なんだなぁ…
と、北海道の広さを思い知らされました。

アルバイトは、もちろん、農家さんで。

にんじん、じゃがいも、玉ねぎ…
北海道らしい野菜にたくさん触れました。

忙しい時期の短期アルバイトだけど、
シフトは入れられるだけ入れました。

朝5時に集合。
作業をして、7時くらいに朝ごはん。
農家さんが作ってくれるんです。
何食べても美味しい。

終わったら、また作業。
10時にお茶休憩。
軽トラの荷台に座って、
ほどよく温かい紅茶を飲みました。

山を見ながら、畑を眺めながら。
澄んだ空気が気持ちよくて、大好きでした。

12時にお昼休憩。
そこではみんなお昼寝していました。
また作業して、15時におやつ休憩。

そして、17時に終了。

結構長い時間のアルバイトで、
体力仕事だから毎日20時には寝てました。

大自然に触れて、過ごした4年間。
楽しくて仕方なかったのです。

今でも大好きな北海道。
導いてくれてありがとう。

関東、ただいま!

就職は迷いましたが、東京に決めました。
社会人になってからもハプニングと奇跡の連続。

またいつか書きたいと思います。

わたしが過ごした学生生活は、
どれも愛おしく、今でも輝かしいです。

当時はもちろん辛いことも多かったけど、
絶対に必要な経験だったと思います。

その時の自分がいるから、
今の自分がいると思っています。

そう考えてみると、今この瞬間の出来事だって、
いつかこんな風に笑って話せる時が来るはず。

変容の波の中、
曖昧にしていたものがどんどん見直され、
その度に古傷が痛んできたり、
突然、強制終了させられています。

でも、
それはもっと自分に合った人生を歩むためで、
魂の赴くままに生きるためです。

辛い苦しい、なんでこんなこと?って思ったら、
目の前のことだけでなくて、
見えていない、もっと心の深いところに、
アクセスしてみてほしい。

そうすると、自ずと答えが見つかるものです。

答えは、やっぱり自分の中にしかないから。


本日のこしょこしょ話

書いてて思ったけど、
朝登校すると事件起きがちなわたしです。笑

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
3月終わりますよ!早い!

前回に引き続き、
わたしの学生時代の話でした。

比較的新しい記憶で、
奇跡も多かったので、長くなりました…

わたしが自然に還りたがるの、分かるでしょう?

北海道は、空気がやっぱり違います。
安心して、深呼吸できる。

いつかまた行きたいなぁ。
いや、行きましょう。

さてさて、お話は変わります。
みなさんは音楽聴きますか?

わたしはジャンル問わず、
好きだと思うものを聴きます。

なので、特定のジャンルに詳しくはないのです。

ただ、音楽の力ってすごいなって
いつも感じているんです。

魂を込めて作った曲ってやっぱり心に響きます。
初めて聴いて涙することもあります。

曲を聴いて、インスピレーションが湧いて、
わたしの創作活動に火がつくことも。

ある曲のワンフレーズから
イメージワークが思いついた時は、
わたしは天才だと思いました。笑

曲を作ってくださった方にも感謝。

悩んでいた方がちょうどいたので、
そのイメージワークを勧めてみたら、
結構なミラクルが起きたんです。

波動ってすごいなと思います。
高い波動同士なら、ちゃんと共鳴しますね。

イメージワークを作るの得意かも!と
今日気づいたので、またやってみようかな。

その人に合ったオリジナルのワークを
考えるの楽しいかもしれないなぁ。

ふわふわっとしたイメージができる人もいれば、
現実的なイメージができる人もいる。

アニメの主人公を自分に置き換えて、
必殺技するのもいいです!!おすすめ!

わたしはプロテクトする時、
自分の周りに魔法陣みたいなのを描いて、
ここから入れませんよ!ってしてます。笑

自分のイメージしやすくて、たのしいのがコツ。

ちゃんと出来てるかな、とか不安に思わず、
とりあえずやってみることが大切です。

明日からリニューアル、リスタートの人も。
きらきらした健やかな4月を迎えましょうね。

2024.3.31 mao




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