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相手がなかなか本音を話さないのはなぜか?

私が会社員時代に経験した話です。
定期的に1on1の場を設けている後輩がいました。
毎回、1on1ミーティングの回数を重ねても
「う~ん、あまり本音を話してくれないな、、、」
と感じていました。

相手が、仕事に対してどうとらえているのか?
何に価値観をおき、重視しているのか?
将来のビジョンは何か?
こんな事を聴き取り、会社の目標とすり合わせすることで
効果的に結果が出せるようにサポートしたいと考えていたのですが
本音を聴きだせないことには始まりません。
困ったなと思っていた時に、ある方から
「まずは、自分が本音を語ってみては?ぶっちゃけトークも有効だよ」
というアドバイスをもらい、実践してみることにしました。

ぶっちゃけトークをしてみると「えっ!?そうなんですか!?」と
相手は驚いたリアクションをしました。
そして、相手も本音を語ってくれるようになりました。

「ここなら、何を話しても大丈夫」
そう、思ってもらえたのだと思います。

相手に本音を言えないとき、ブレーキになるのが

・本音を言ったら否定されそう
・怒られそう
・ばかにされそう
・軽蔑されそう

などといったネガティブなリアクションです。
ですから、普段からそういった態度を取らないことが大事です。
考えてみてください、日ごろから

・誰かの悪口ばかり言っている
・人の否定ばかりしている
・怒ってばかりいる
・人を見下した発言をしている

こんな人に、自分の本心、言えますか?
また逆に、ポジティブ過ぎることも
ブレーキになるのではないかと思います。

・完璧主義
・努力家
・正義感が強すぎる

こんな印象がある方にも、なかなか自分のネガティブな本音は
言いにくくなってしまうと思います。
そんな印象を与えてしまっている方は、
時にはぶっちゃけトークで「私も人間だもの、、、」感を
出してみるのもおすすめです。


加えて、相手に「二面性がある」と感じさせることも
本音を聴きだせなくなる要因だと思います。
ですから、普段から裏表のない行動を取ることが大切と思います。
例えば、
・その場にいない人の悪口ばかり言う
・言っていることとやっていることが違う
・約束を守らない

こういった行動ばかりとっていると
相手からの信頼が得られず、相手は本音を言わないと思います。

円滑なコミュニケーションには、お互いが安心して
本音を話し合える間柄になることが大切です。
すべては「信頼」という土台があって、成り立ちます。
こういったことを、忘れずに、
今日も、信頼を大切に、過ごしたいと思います。


※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」はフランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。

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