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withおとんの旅5回目?ベトナム縦断。

2017年6/12-18 ベトナムへ。

6/12 世界遺産5ヶ所巡るベトナム縦断の旅、withおとんは5回目かな?今回は移動と宿付きのオリジナルツアーを旅行会社に依頼。成田→ホーチミン。日程表には「ガイドがボードを持ってお迎え」とあるのに、誰もいない。キョロキョロしてると、「こっちだ」と言うおじさんが来た。日程表には「念のためわかりやすい様に弊社ツアータグをお付けください」ともあった。自分はそんなダサイのゴメンだったが、おとんはちゃんと付けてた。あ〜、だからこのおじさんタグを見て来てくれたんだ。そう思って車に乗り込むと、まず金をよこせと言う。ナニソレ?エーゴも通じない。ってか、アジアなら普通日本語ガイド来るよね?なんかおかしいと思って、積んだスーツケースを出してもらって、駐車場から空港に戻った。ってか、ガイドどこだよ?暑いし。何より、ホーチミンは一泊だから早くしてくれ!やっとガイドに会えた。って、旅行会社のボードなんて持ってなかったし。ほっそいローマ字でうちらの苗字書いた紙持ってた。話違くね?車中お約束の現地注意事項と明日の移動についての話。そして、宿到着。

荷物を置いてから、ホーチミン市内観光。なんせ一泊だもんね。おとんとの旅は毎度の事ながら、歩く。お決まりの聖母マリア教会。あいにく内部には入れず。そして、すぐ近くの中央郵便局。それぞれ写真を取って、郵便局は軽く内部見学。妹と来た時はホーチミンだけだったから、今回のベトナム縦断はホーチミン以外全部初めての場所だな〜と思った。ベンタイン市場をテキトーに見て、宿に戻った。

6/13 チェックアウトして、荷物は置かせてもらい朝から観光。歴史的な舞台にもなった統一会堂。内部見学。中は宮殿の様な部屋があったり、重要な会議が行われた場所も。近代的ヨーロッパ家具がお洒落だった。ガイドブックにあった地下の軍事施設がどれなのかを探したり。地下には厨房もあった。

次は、ホーチミン市博物館。外観がヨーロピアン。展示品が多岐に渡っていて、興味深かった。中は写真NG。庭には可愛い猫さんがいた。中心部の方に歩いて、ホーチミン市人民委員会へ。写真スポット。

いい加減昼食べよう。と、干支一周前位に妹と激しく喧嘩しながら探した、屋台村みたいなレストランはまだあるのかな?と、ガイドブック開くとそれらしき所があったから、そこにしたいとおとんに訴えて見つけた。民族的な雰囲気を求める外国人観光客で店内はいっぱいだった。席を通された。あの時はこんなにキレイじゃなかったけど、それぞれの料理をその場で作ってるのは同じだった。おとんが何でも良いと言うから、チキン炭火焼、ベトナムお好み焼き、あともう一品見た目が可愛いらしくて大好きなエビが乗ってるものにした。どうしておとんは、海外で飲むビール、いつもハイネケンなんだろう…。自分は飲まないからわからないけど、ローカルビールに興味ないのかな…。

宿に戻る途中で、ココナッツジュース屋さんがいた。おじさんのフレンドリーさが気に入ったのか、おとんが「飲んでみよう」と言った。珍しい。そしておじさんと写真撮ることに。

ホーチミン観光終了し、国内線でダナンへ。

ダナンに着いたら、今回はすんなりとガイドさんに会えた。宿はこじんまりした所だった。夕飯は近所の屋台でフォー。

ダナンは3泊。明日は発つ前に予約した半日ツアーに参加。

6/14 今日は世界遺産ミーソン聖域とホイアン半日ツアー。値段重視との事で、別に説明はいらぬ。と、おとん。英語ツアーで申し込んだ。ガイドさんは、女性。普通の乗用車でのツアー。この時期は田んぼの稲の緑が美しいんだね。アジアの遺跡は久々。暑いが各々写真を撮りまくる。ガイドさんは本当に真面目で、説明したい事がたくさんあったみたいだけど、うちらは感じるがままに自由に見るのが好きだから、暑い中説明、しかも英語というのは、おとんはどうでも良かったらしく、ガイドさんからすぐさま離れた。自分は聞いてたけどそのうち説明が細かすぎて長いから、「ちょっとゴメンナサイ」と断って、自分も自由に見回った。登録されたばかりの新しい世界遺産だし、ベトナムの他の世界遺産に比べたら、渋い遺跡だからか、観光客はまばらだった。

再度車に乗って、今度は世界遺産ホイアンへ。ここで今回のツアー支払い金発生。ベトナムドンで。おとんの嫌なとこは、こっちが予約だのなんだのしてるのに、多目に金額を出さないで渋るとこ。今回もごちゃごちゃ言ってた。取り敢えず出してもらって、ガイドさんがその中からホイアン入場料を支払って入場。

ホイアンの見所は昔日本人が貿易の為に居留した、その痕跡の来遠橋。日本橋が残ってる。ここを渡ったら川沿いのレストランでランチ。サラダ、スープ、エビの串焼き、揚げバナナ。

食後はホイアンの町中散策。まずはカン・ターンの家。中国系のお宅。中に入ると、洪水で浸水した水位が記録されていた。目の前に川が流れてるもんね…。人はどうして災害に遭っても同じ場所に住み続けるのだろう…。奥まで行くと中庭。四角い。イスラムの造りにも似てる気がする。ホイアンは明るい雰囲気で、町並みもお土産やもカラフル。遠目には、お!と思うけど、近くと残念な事にダサい。日本人ツアーらしき団体とすれ違った。ホイアンはツアーに入るのね。
ガイドさんが特に自由時間くれるわけでもなく、ずっと一緒に歩いた事だけが心残り。だからホイアン全部を見た訳ではなく。一部町歩きした感じ。そしてダナンに戻る。ホイアンは夜はライトアップでまた美しいと言ってた。おとんと夜景見てもね…と思って昼に訪ねるツアーにしたんだよ…。

帰りの車中で、彼女は元々ダナン在住ではなくて遊びに来てダナンに”fall in love”してここで仕事すると決めたらしい。英語がとても上手で、知的さ溢れてるから、本業はガイドなのか聞いたら、やはり英語を生かしてダナンで国際的なイベントやるオーガナイザーもやってるとの事。ガイドの資格は国家資格だから、どの国もそうだけど、取るのは難しかったとの事。彼女に、ダナンの人は早朝か夕方しか海で泳がないと教えてもらい、「今からならちょうど良いんじゃない?」と言ってくれた。

ベトナムの前にひとり旅したタイで、シルクの生地を買って、それを枕カバーにしてくれるテーラーが見つからず、ベトナムで機会があればできるのかな…。と思って、サンプルのカバーとともにその生地を持ってきた。ガイドの彼女にダメ元で相談したら、友人に縫い物屋の子がいるから聞いてみるとの事で、OKが出た。2枚作って欲しい旨と、余った生地はまた何かに使いたいと伝えたらそれもOKだった。メアドを教えてもらい、今日は別れた。

宿の窓から海は見えるほどの近さ。着替えて、水着にビーサンで宿を出る。15分位歩いて海に到着。海水温は温くて気持ち良い温度。空には虹。平和だな〜と思った。

宿に戻ってそのまま屋上のプールも入ってみた。夕焼けから夜景へと変わっていく景色。日本でプール付きの所になんて泊まったことないから、楽しかった。

6/15 別の現地ツアー参加。今日は日本語ガイドさん。世界遺産古都フエへ。今日もうちらだけのツアー。まずは、カイディン帝廟から。ガウディ作品を思い出させる様な、陶器の再利用としか思えないモザイクを見た時、世界は繋がってると思った。兵馬俑の様な石像がいたり。withおとんの良いとこは写真撮ってもらえること。お陰でここでもヘンな写真撮ってもらえた。

次はティエンムー寺院。八角型の塔に中国を感じた。

最後にグエン王朝の王宮へ。デカイ…。崩れている箇所を見ると、夏草や兵どもが夢の跡 と芭蕉の句が自然と出てきた。

ツアーの〆のランチ。シケてた。どうでも良い食べられない飾り(恐らく再利用してる)は気合入ってるが、肝心の食事はお粗末だった。

ダナンに戻って、ダナン町歩き。ドラゴン橋を渡って、ピンクのダナン大聖堂を写真に収めた。

夕飯は海の近くのシーフードレストラン。また「俺はなんでも良い」と言ってたから、テキトーに貝と海老料理頼んだ。宿に戻ると、昨日のガイドさんがお願いしてた枕カバーを持って来てくれた。値段は5ドルで良いって、そりゃ安過ぎるから、10ドル渡した。カムオン。写真を一緒に撮って、さようなら。って、おとん!夕飯の時飲んだビールで焦点定まってなかったのか?写真2枚ともブレブレ。

6/16 まだ日が登らないうちから空港へ。2回目の国内線でハノイへ。到着して、今日も宿までスムーズに到着。荷物を置いて早速町歩き。

おとん。地図を持ってるくせに、怪しい。「絶対違うよ!」と地図を奪って、通りすがりのおじさんに聞いたら、やっぱり逆方向だったし。なんでか、あいのりのラブワゴンが停まってた。ってか、まだあの番組やってんの?

お目当の世界遺産タンロン皇城へ。ここまでを振り返ると、ここが一番渋い世界遺産だったかも。ミーソン聖域よりも。だって、貸切だったし。世界遺産のシンボルを植木で表現してる国もなかなか無いよな…。ジャックフルーツが木になってるのを初めて見た。デカっ。

続いて文廟。なかなか見応えのある名所だった。次にハノイ大教会。中に入れた。もうこの辺りは旧市街。ごちゃごちゃ感、半端ない。この線路はまだ使われてるの?という所あったり。ホアンキエイ湖に到着。

今日も1日歩きっぱ。アイス食べたいと訴えても買ってくれない…。小さい時からそうだった。この人は。明日最終日はハロン湾終日ツアーだから、今日買い物しないと。と、やっと見つけた奥まったスーパー。袋フォーを買いに買った。おとんは荷物持ちと化した(たぶん、おとんが話す内容がヤバすぎて、宿で自分がいい加減にしろ💢とキレたから気にしてたのかも知れない)。湖の遊歩道歩いて宿に戻ろうとすると、ベトナムの若者が欧米人に「英語の練習に付き合ってください!」と話しかけていた。エライな〜この国のヤングは。日本じゃ見たことないやり取り。積極性もグローバル化には必要だよね。

パッキングしたら、スーツケースの半分が袋麺で埋まった…。

6/17 チェックアウトして、ホテルレセプションで電話を借りて、現地連絡先にハロン湾日帰りツアーに参加するので、空港へのピックアップは最後にして欲しいと連絡した。

ハロン湾日帰りツアーのピックアップバスが来た。デカッ。流石ベトナムで一番人気の世界遺産。40人乗りバスほぼ満席。

バスに数時間揺られて、船着場到着。チケットをもらって乗り込む。船に乗り込んでしばらくして、昼食。おとんとは向かい合わせで、中国人一家と相席。一家のお父さんが、うちらの日本語のやりとり聞いて、日本語で話しかけてくれた。大学時代のいっとき日本にいたとの事。おとんよ…日本語話せるとわかったのに、何故自分を通して質問するんだ?不自然だろ??料理を我々に先に盛る様に勧めてくれたり、優しかった一家のみなさん、おとんがこんなんでごめんなさい。なんとも言えない食事の時間だった。船の上に出て、奇岩の写真を撮ったりして風を感じていると、下船場所が見えてきた。

下船したら、手漕ぎ船に乗り換え。漕ぎ手は女性が多かった。他にはカヌーの観光客もいた。奇岩を近くで見られた。

また船に戻って、洞窟へ。ここも世界遺産マーク駆使してるな…。洞窟内は広くて、ライトアップされてる所もあった。

以上でツアー終了。

なんとかピックアップの時間までに戻れます様に…。と願ってたが、渋滞やらで遅れ気味。挙句の果てに、町中で降ろされ、一体どこで降ろされたのかを把握できず。近くにいたギャルに困ってる事を訴えて、宿の方向教えてもらった。ダッシュでやっと昨日通った道と認識できた。宿に着いて、レセプションの女性に聞いたら、もう2回迎えに来たとの事で、「今着いたと連絡します」と言ってくれた。おとんには、「他の人に迷惑かけたんだから、ちゃんと謝ってバス乗ってよ?」と口を酸っぱくして言った。なんか不真面目で笑って誤魔化しがちだからね。

迎えに来たガイドさんは安心して、他の皆さんを順次ピックアップして戻って来たとの事で、時間を守って各宿泊場所ロビーでピックアップ待ちしていたであろう皆さんに丁寧にお詫びした。おとんも神妙に(こういうおとんは初めて見た)頭を下げ、空港着いてからも再度皆さんに謝ってた。安心した。やればできんじゃん!

深夜便で成田へ。最後のベトナム料理を楽しみたいと、空港でフォー食べた。

しばらくはおとんとの旅行は見合わせだな。


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