大きく「人」と書いて飲み込んだ
こんにちは、こんばんは。
あなたは緊張を紛らすためにどんなことをするだろう?
大勢の人の前で話さなければならない場面を想像してみよう。
胃の辺りがムカムカして、トイレに行きたくなる人はトイレにこもったり、あるいは全員の頭がカボチャになるように想像してみたりするだろうか。
古典的な方法の一つに、「手に「人」と書いて飲み込む」というものがある。
いまいち効果が見られないけれど、気休めにやるという人もいるかもしれない。
私は今日、とても緊張していた。
今学期2回目のゼミにして発表をしなければならなかったから。
ゼミ生は17人程度、そこに教授が1人。
決して狭くない部屋でマイクを使い、パワーポイントで示しながら話す。
私は今までの人生経験上、大勢の人の前で話すことは苦手ではない。
小学生の頃から何度もそうした機会に恵まれ、かなり慣れている方だ。
ただ、今回の発表は決してカボチャにできない人がいた。
それは教授。
今年度から私をゼミに入れてくれたこの教授は、普段の授業の課題や昨年度から所属しているゼミの先生からの評価から、私のことを過大評価している(そして期待値も高い)。
昼休み中、左手に大きく、「人」と書いて飲み込んだ。
結果的にうまくいった。完璧とまではいかないけれど、やってきたことは評価されたし、リアクションも良かった。
ここまで準備すれば良いという安堵と、ここまで準備しなければだめだという手応え。
こうした体験の積み重ねが次なる挑戦への土台になるのだろう。
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