ヨシドメ

フリーハンドで書いた直線が好きです

ヨシドメ

フリーハンドで書いた直線が好きです

最近の記事

  • 固定された記事

忘れっぽい天使って、私のことにならないかな

わたしが自信を持てないのって、 どうしてだろうね 自分を信じること、自分の好きなことすら信じることができないしいつも誰かに流されてばかり ただ、自分の意見が言えた時、褒めてくれる君にいつもいつも、救われている 君が撮ってくれたわたしが可愛かったとき、なんとなく嬉しくて、何度も見返す なんでも知ってる気になって、 自分の無知さに失望する そんなことばかり ころころ変わる自分の気持ちに ついていけなくてまた気が滅入る 何回繰り返すんだろう 他人の目ばかり気にして、気にして 支

    • ナチュラル、ヘルシー!

      フリーハンドで書いた直線が好きです ちょっと歪なくらいが素敵でしょう うちらみたいに 人間臭くて

      • 最近嬉しかったこと

        何となく文庫本を開いたら彼の住む街までの往復切符1500円、その帰りの切符だけが栞になって挟まっていた 初めて会った日付、その夜は私の最寄り駅まで送っていってくれたから結局使うことはなかった 江國香織のきらきらひかる 会いに行くまでの長い長い時間の中で読んだ本だった

        • 掬われたかった

          誰かの作品を見て 胸を 抉られて 嫉妬でいっぱいになって、苦しくなる 何も作り出せないことが悔しくて少し死にたくなる それはわたしだけじゃないでしょう、と勝手ながら思っている 負けたくない、負けたくないと思って、そんな時、絵が描けなくなった それは高校生のとき なにかを作り出せるような柔らかい心じゃなかった、精神的に荒んでしまった もう描けない絵を描くことが嫌になった 何も楽しくなかった 描けない事実に直面したくなくて、何かと理由をつけて絵を描くことを避け続けた 先

        • 固定された記事

        忘れっぽい天使って、私のことにならないかな

          見守る天使みたい、ありがとう

          映画を見るために、一人で駅前に来た 折角だしと思って数日前に予約を入れて、髪も切りに行った 髭を生やした、パーマの素敵な長髪の美容師 けたけた笑うわたしに「面白いね」と言ってくれた本当に面白くて言ってくれたのか、なんかちょっと変わってるねという意味なのか わたしって褒められているのか貶されているのか、自覚できない 昨日存在を知った古着屋に訪れた 小柄でショートパーマの店員が一人、店に入ってすぐに鉢合わせる 咄嗟に「あ、すみません」という言葉が口を走った 二人きりだった

          見守る天使みたい、ありがとう

          やさしい気持ち、愛のテーマ

          八月、あの子たちが歌っていた曲があまりにも素敵に刺さって思わずプレイリストに追加してしまった それを頻繁に流すものだからだから、不意に流れてきてはもう会えないと教えてもらったあの子を思い出す みんなとは同じあだ名で読んでくれなかった、だからこその特別感があった お姫様みたいで、お人形みたいで あまりにも惹かれてしまった、惹かれてしまった ああ、もう聴き終わってしまった、charaのやさしい気持ち 未練がましい文章で心底恥ずかしい あの子にとって私はなんでもなかったかも

          やさしい気持ち、愛のテーマ

          鍵って大事だからいいものつけたくなる

          思い出が約束されている日があった 自分の足で帰り道を進んでいたらコインランドリーの温かい柔らかい匂いがして 昔、おばあちゃんにコインランドリーの大きな窓から電車を見せてもらったことを思い出した あのときは電車がどういうものなのか、まだ分からなかった ゆっくりじゃないと、分からないことがある、気づけないことがある 小学校の頃から、何もかもが遅かった 給食を食べ終わること、走ること、文字を書くこと、計算、登校準備 ゆっくりゆっくり 今、それを取り戻すかのようにせっかち

          鍵って大事だからいいものつけたくなる

          悴む手で伝えたい

          "夏"を最高速で抱きしめることはできただろうか、いつの間にか外の空気が"夏"のスーパーと同じ温度になってしまって あぁ、またとんでもないスピード 置いていかれた、ずっとビリだったかけっこの気持ち 綺麗なものを見た時、理屈よりも感情が先に出るようになった、素直になれている 私は、文章とかいう拙い手段しか使えないけれど、自分の思っていることを伝えられるようになった いつも、いろんな所に連れ出してくれてありがとう、いつも傷つけてごめんなさい

          悴む手で伝えたい

          芸人ラジオ

          一度聴くのをやめてしまった時期がある 全てのラジオを聴かなくなった なんか、しんどいなあと思った 人の話を聴く余裕がなかったのかもしれない、逃げ場を音楽に全振りした 音楽が救ってくれた、やっぱり音楽しかない、音楽が好きだ、と愛が溢れた でもある出会いがあってもう一度芸人ラジオを聴き出した 相手の影響で新しく聴きだした番組もいくつかある 一人でニヤッと笑うことの幸せさ ザワザワした心を鎮めてくれる 芸人さんってすごいなあ、おもろいなあ、本当にすごいなあ、尊いなあ 浅い感

          芸人ラジオ

          I wanna be all alright.

          優しい気持ちになりたくて音楽にしがみつくけれど、どうしてもダメな時ってあって 羊文学をずっと聴いていたのに、泣いていた 胸が苦しかった、ずっと息が詰まるような感覚 そういうときに彼氏の曲を聴くと、なぜか悲しい気持ちが少しましになるんですよ、優しくてドーンと刺さる 良い薬ですわ、こりゃ でもこれが無くなったらって思うんです 高校生の一番しんどかった時期に聴いていたアーティストを聴けなくなってしまった時を思い出す 聴くとその時の悲しい、苦しい、辛い感情がジワジワと染みるように

          I wanna be all alright.