見出し画像

忘れっぽい天使って、私のことにならないかな

わたしが自信を持てないのって、
どうしてだろうね
自分を信じること、自分の好きなことすら信じることができないしいつも誰かに流されてばかり
ただ、自分の意見が言えた時、褒めてくれる君にいつもいつも、救われている
君が撮ってくれたわたしが可愛かったとき、なんとなく嬉しくて、何度も見返す

なんでも知ってる気になって、
自分の無知さに失望する
そんなことばかり

ころころ変わる自分の気持ちに
ついていけなくてまた気が滅入る
何回繰り返すんだろう
他人の目ばかり気にして、気にして
支離滅裂なわたしは
ほんとうに好きな人たちを大事にできない

「人の顔色を窺う」
物心ついた時からそんなことをしていた
嫌な癖だと思っていたけれど、そのおかげで自分の看護を先生に褒められたのはとても嬉しかった

仲良くなればなるほど、相手には私の、私には相手の嫌な部分がくっきりと見えてくる
大好きになった後に離れるのは悲しい
だから嫌なんだよ、じゃあ最初から仲良くならなければいい、好きにならなければいい
私だって人間だ、離れないで欲しい
そんな気持ちはちゃんとある
人間なんだよ、わたしも、あんたも
人間らしく来るなら、人間らしく接して欲しい

全てが億劫になって心が死んでいくあの感覚
もう味わいたくないな
もっと鮮やかに生きていたい

歩いて3分、アパートの一室、灯りが付く瞬間、
外でただ見ているわたしは何を思うだろう

ああ、そんなことよりどれぐらいまで一緒にいられるかな
だいすきなこの曲達、別れたら悲しくて聴けなくなるのかな、とかばかり考えてしまう、センチメンタルだね
戸棚に入ってる乾パンの消費期限ぐらいまで付き合えたら嬉しいな
嘘、ずっと一緒に居て欲しい

強くて鋭い、尖った言葉で
自分を固めて武装する癖が未だ抜けない
自分を守っているつもりか、アホくさい
もっと優しい言葉で自分を構成したいのに

だらしなく並んだ腕の凹凸を指でなぞって、鉄の匂いを思い出す
この過去がある限り、自分を傷つけてしまう選択肢は消えない、縋っているような気もする
今は、君を悲しませたくないっていう気持ちが小さなストッパーになっている

忘れっぽい天使
わたしは君のこと、幸せにしてあげたいよ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?