見出し画像

【小学生の今と昔】デジタル化はここにまで!教科書の今とは📚

小学生の娘がいるため、時折今どきの小学生のことについて記事を書いています。
先日も驚いたことがあったのでご紹介します。

教科書と言えば…

小学生と言えば思い浮かぶのはランドセルでしょうか。
国語、算数、理科、社会、高学年になると他にも教科が増えていき、机の引き出しに教科書を置いて帰った経験がある方も多いのではないでしょうか。

授業中は教科書に書き込んだり、線を引いたり、みんなで音読したり、移動教室の際は教科書や教材を何冊かもって移動したり…
教科書は学校教育において欠かせないものだったと思います。

その当たり前だった紙で作られた教科書が、今変わろうとしているそうです。


教科書もデジタル化へ!

文部科学省は、2020年に開催した「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」の初会合でデジタル教科書の導入に向けて、2025年までにデジタル教科書を100%導入することを決定しました。

2018年の学校教育法改正を受けて、紙の教科書と同じ内容を収録したデジタル教科書を併用できるようになったそうです。
しかし、生徒が使用するパソコンやタブレット端末の整備が十分でなかったこと、使用できる時間は紙の教科書の使用時間の半分という制約がありました。
また1教科につき200円~2000円の使用費用は各自治体教育委員会の負担となるため、導入が進んでおらず、導入している自治体は2020年時点で全体の14.7%に過ぎなかったようです。

今回「GIGAスクール構想」と呼ばれる全児童・生徒に1代のコンピュータと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組み(ICT教育の推進)がコロナ渦で前倒しになったことで、ついにデジタル教科書の導入が実現するようになりました。

デジタル教科書では、ページの拡大機能やページ送り、書き込み機能の他に付箋やURLリンク機能、キーワード検索など様々な機能が搭載されています。
こうしたICT(情報通信技術)が導入されることによるメリットがある反面、長時間画面を見ることによる視力の低下といった問題点が懸念されてもいます。


最後に

さて、いかがでしたでしょうか。
政府により教科書のデジタル化も進められていると知ったときは、驚きが大きかったです。
どこか郷愁も感じました。
紙の教科書で育った世代の皆さんは、この教科書のデジタル化についてどう思われますか。

GIGAスクール構想が前倒しで進められている今、教科書の他にも教育現場の様々なものがアナログからデジタルに変更されていくと思います。
時代の変化はすごいですね。

これからも注目していきたいと思います。


それでは今回はこの辺で♪

住谷知厚(すみたにともひろ)

<参考>
◆学習者用デジタル教科書について:文部科学省


◆デジタル教科書とは?メリット・デメリットや2024年度導入について深掘り


◆デジタル教科書とは?メリット・デメリットや本格導入の詳細を解説



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?