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部屋がきたない話

2023年7月31日(月)
今日、やっと家賃を振り込んだ。滑り込みセーフ。
先々月までは毎月期日を過ぎて不動産屋から電話が来てちょっとヤバい人になっていたので、少しまともな人になれてよかった。この前は水道代の払込票をずっと放置していて督促状が来てしまった。お金が無いとかではなくて、単純に手続きを先延ばしにしたせいです。

本当はこの手の話はだいぶ人を選ぶセンシティブな話題だと思う。私の人間としての信頼みたいなものをデカめに揺らがす可能性がある。こんなことはあまりインターネットに書かないほうがいい。ふつうにやるべきことをやっている人に話したらちょっと引かれるだろうな、という感覚は私の中にもある。

「ふつうにやっている人」と書くときに想像した人がいる。会社の同期で、仲がいい友人といえると思う。毎日一緒にお昼を食べておしゃべりしていたわけだけど、いろいろちゃんとやっているのが分かって、わたしは心のなかで「なるほど、そうやって生きるのか…」とこっそり参考にしたりしていた。
その子は自分でも「割ときれい好き」と言うだけあって部屋はいつもきれいらしい。私はどうしても部屋が散らかってしまうんだよね~と言っておしゃべりしていたが、どうも話が噛み合わない。「床に物とかごみとか落ちてたら気にならない?」と聞かれて、私はしばし考えた。
フローリングの床の上にペットボトルがひとつ、転がっている様子を想像する。たしかに気になる。私だって拾いたくなるし、まあ、たぶん拾うと思う。
私は更に想像する。では私の部屋は?
とりあえず床に置かれたカバンが何個か積み上がっている。棚から出して床に置きっぱなしの化粧水のボトル、その横に転がるポーチ。ベッドの上に脱ぎ捨てられた服、カーテンレールに引っ掛けたままの洗濯物、、飲み終わってとりあえずゴミ箱の横に並べられたペットボトル、、、、
たぶん、その子と私では、想像している部屋のデフォルトの状態が違いすぎるのだ。違いすぎて、「ちょっと片付ける」感のズレが生じていたようだった。そもそも散らかっている部屋は、追加でペットボトルが1,2本転がっていても誤差みたいなもんなのだ。幸い、その場で我々の会話を聞いていた職場のお姉様は私の方に共感してくれた。(でもそのお姉様は脱いだ靴下を会社のデスクの上に置いていたらしいので、「それは理解できない」と私は底辺の闘争心を内心抱くのであったが。)

そういえばこの前会った高校からの友人とは、汚ぇ部屋の写真を見せ合ったな。「引かないでほしいんだけど…」と向こうが恐る恐る写真を見せてきたが、「分かりみ」のありすぎる風景だったので引くどころか楽しくなった。ちょうどわたしもその数日前に「部屋汚いな」と思って写メを取っていたので(?)見せて盛り上がった。
ちなみに、出かける直前になって「アレを持っていきたいのに行方不明」→山をかき分けて探しまくる→パニックを起こしてメンタルおしまいになる、までがセットです。

わからない人にはほんと理解できない話だろうなと思います。部屋の汚さについてはYouTubeでやってる「限界リカちゃん」みたいなやつがわかりやすいです。(タイトルうろ覚え)
わかるわーという人は、部屋散らかる人間あるあるをコメントに書いてほしい。
ちなみにうちは実家も物が溢れていて結構カオスだし、親の親である祖父母の家はもっと厳しい散らかり方だった。代々、きれいな家というものに住んだことがない家系ですね(要らなすぎる伝統)。

ちょっと、どうにかした方がいいなーと思ってはいるんです。そんなに興味が無い割に服が多すぎるので、とりあえず捨てようと思います。

おわり。

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