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岡本太郎「自分の中に毒を持て」♯3〜ペイントアーティストが読み解く〜

ペイントアーティストのSOICHIROです😊今回は「自分の中に毒を持て」の第3章を読み解きます!!前回の続きからなので、まだご覧になってない方は岡本太郎「自分の中に毒を持て」♯2〜ペイントアーティストが読み解く〜を是非見てみてください♪
では早速いきましょう!!

第3章は愛の伝え方について書いてあるみたいです😆ロマンチックになるのでしょうか?読み解くのが楽しみです(о´∀`о)
イザナミとイザナギの天地創造の話からはじまる。お互いは地球の柱の周りを回っていた時に出会った。向かい合って出会った。その時に気づく。「おれには余っているものがある。」「私には足りないものがある」その両者はお互いに求め合ったため一つとなった。その出来事が人間の誕生とのこと。このことから、愛が生まれる時は、お互いにないものにお互いが惹かれ合っているということ。
古事記を用いて言われると説得力あるしなんか附に落ちますよね☺️
そして岡本太郎さんのプレイボーイ談が始まる。幾度の同性経験があり、一夜だけの関係になったことも随分あるとのこと!さらっと書いてあるのがすごいw
真っ直ぐで素直な女性は魅力が溢れていて惹かれる。その反面、素直じゃなく明朗でない女性には幻滅するとのこと。めっっっっっっちゃ共感します🥺
初恋を経て大人になる。青春を感じる時期は皆さんにありましたか?上手く愛を伝えようとしなくていい。上手に告白しようとしなくていい。全身全霊、存在自体が愛の告白なんです。人間は元より自然の一部であるし、もっと自然に平気に振る舞っていいはず。何気ない会話とか態度とか眼差しで愛は伝わっている。なんか素敵ですね🥺
パリでの愛は無条件に情熱を注げるものだった。純粋な愛をお互いに分かち合える。半端な愛情ではなく、何か大きなうねりがお互いを割くまで愛し合う。先ほどプレイボーイとお伝えしましたが、それは本質的には間違っていました。岡本太郎さんは純粋に目の前の女性を愛し続けました。お互いを分つ理由があったので離れ離れにならざるをえなかったのです。パリの女性は覚悟が違います。

岡本太郎は結婚という形式を好みませんでした。就職に似た感覚だったらしいです。結婚が足かせや手かせになり、結婚という言い訳を作って自分のやりたいことをやらない逃げ道を作っている。男と女が窮屈な形式に縛られているから浮気が起こる。結婚は恋愛の墓場であり、しきたり通りに社会のシステムに身を任せている。自由に生きるために岡本太郎は独身を続けたとのこと。結婚は約束事であって、恋愛は約束事ではなく無条件に運命的なこと。相手の中に自分がいて、自分の中に相手がいて、お互いの中にお互いを発見できることが素敵な恋愛なんだ。結婚と恋愛は別物。運命的な恋愛をしている方が人生は幸せと言えるのかもしれない。

岡本太郎さんにとって愛は戦いだった。自分自身と戦っていた。相思相愛でなきゃダメなわけではない。必ずしもお互いの想いが同じ温度でないといけないわけじゃない。肉体関係だけじゃなくても歳の差があったとしても互いに溶け合うことは可能である。母親との関係性もここで言っている。岡本太郎の母親は育児を放棄していたと言っても過言ではない。いい意味で自由だった。父親の愛人が自宅に上がろうとしても咎めなかった。愛とはなんだろう?確信を持って記してあった。人間と人間がぶつかって戦って作り上げるのもが愛なんだ。

★解説
SOICHIRO ART

★自己紹介
東京都在住。27歳からアートを始めて、アートイベントや個展やコンペなど多岐にわたって活動中😆

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