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使い切る方法

 

 ウチの息子は受験生なのですけれど引退したチームがフットサルの大会に出場するということでお誘いを受け、久々で身体が動かない中もがんばっていましたね。息があがってて、足がすぐに攣りそうになったって言っていました。

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内容はあまりよくなかったし、本人的にも全然満足していない様子でしたが、仲間と過ごす時間は楽しかったようですね。

息子の学年はそれほど強い学年ではなくて、去年のチームや今年のチームの方が期待感も大きく成績も上位です。今年度のチームとしての成績はいまいちだったでしょうが、それでも最後までがんばったのでよかったと思っています。

 団体行動とチームスポーツは違う

こういうチームスポーツだと基本的には団体行動です。時間をまもったり決まりを守ったりするのは当然のことです。チームの荷物を運んだりという雑用の順番とかもあります。こういった規律を守ることは団体行動としてはとてもたいせつなことです。

 しかし団体行動と集団スポーツであるチームスポーツは異なります。チームスポーツはみんな一緒というわけにはいきません。それほど大きなチームではないと思うのですが、それでもその子その子で個性があります。

 団体行動といいますと、ある人を特別視するようなことはありません。みんなが等しく同じことをしないといけませんが、チームスポーツとなりますと話は別です。チームスポーツだとある特定の選手を活かすために別の選手は違う役割をしないといけません。そのことを批判しているつもりはなく、華々しくゴールを決めることだけが役割りではないと思います。影に徹することも大事な役割です。

 そういった部分も誰に言われることもなく、自然と役割りができてくる。チームのために自分ができることをやっている内にそういうふうに役割りができてくるのだなぁと思います。

 振る舞い

 さて、四柱推命や命理学をどのように活かして行ったらいいのかな?というお話を何回かに分けてしてきました。

 四柱推命を活かすことで自分がわかる、自分の初期設定や人生の目的がわかる、そして四柱推命を活かすことで自分だけにしかない幸せにより早くたどりつくことができるのだ、的なことをお話してきました。

 息子のチームやチームメイトのことをみていても思いました。もちろん得意不得意の分野があったりキャラクターや与えられた役割によってそこに自分を落とし込んでがんばっているのだな、と。

 経験があてにならないこと

 わたしたちはこれまで比較された経験、優劣をつけられた経験をしてきました。そして間違わないように、失敗しないようにと思いながら小さく小さく自分自身を見積もって生きてきたように思います。

 たとえば学校の生活からもそうだと思います。テストができて成績がいいとかよくないとか、偏差値がどうとか。それで行ける学校がどうとか。運動会の徒競走で走るのが早いとか早くないとか。男の子だとしたらケンカが強いとか弱いとか。そういったいろいろな部分で誰かと比較したり優劣をつけられた経験があります。

 他人と自分を比べて落ち込む経験です。失敗や間違いを回避するように努めてきたわれわれは自分の長所を喜ぶよりも自分の短所を悔やむ傾向があるようです。これは今の日本人特有のものかもしれませんが。

 そんな経験も命式に書いてあるのです。どうしてこの人がそのように悩んできたのか?それを大事にしているのか?知ることで、そうした後悔や失敗の経験を克服していくことができます。経験は確かに大事でしょう。でも次に進むあなたにとってはもう必要ないことなのかもしれません。

 世界が丸くなる

 四柱推命から自分の形というものを知って、自分の形を使い切ることでそこには調和が生まれるのです。平和も現れます。

 他のチームメイトのことはわからないですが、息子に関してはもちろん四柱推命で観ました。息子の命式がどうとかこうとかいうのをこの場で発表するつもりはありませんが、がんばっている息子と息子のチームメイトを観ていてそれぞれが自分の形を現そうと表現している、補てんし合っている姿を観てチームというひとつの生き物として、ある種の調和を観たのです。

 われわれはひとりとして他の誰にもなれないし、他の誰にもなりません。それが自分の天命を活かしきるということです。

 フットサルというスポーツは単純に相手のゴールにシュートを決めて、相手が狙って来る自分のゴールを守る。そして時間内に多く相手のゴールに入れた方が勝ち、というルールです。その勝つという最終目標、ゴールを入れる、ゴールを守るという目的に向かって作戦を立てたりしながらメンバーが役割りを努め、がんばっているのです。

 これをわたしたちの普段の生活に落とし込んでみたらいかがでしょう?わたしたちの目標や目的はいったい何なのでしょう?ルールは?

 ウチの息子も受験生ですから他のことの比較や優劣をたくさん経験していることでしょう。でも彼の目標はおそらくこういうことだろうなということは親としての視線だけでなく四柱推命的な観点から理解できるのかな?と思っています。その子がその子らしくいることができるサポートができたらと思っています。

 わたしたちは誰一人として同じ人はいません。でもその分だけその数だけの幸せの形があります。

 お知らせです

 師匠であります一般社団法人愛光流山本清次先生の動画を記事の参考にさせていただきました。
 命理学をどのように活かすのか?そういったことも詳しく話されています。ぜひご視聴ください。





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