6.リアルなお金と保険と制度の話
息子の症状のことはとりあえず保留にして、いつ大動脈解離を起こしてもおかしくない状態のため、手術をすることになった夫。
決まってからの日々はドタバタでしたが、それより何より一家の大黒柱が大きな手術をするということは、現実的な経済面の大きな問題がありました。
私が生業としている鍼灸師の国家試験の科目には関係法規もあり、一通りの社会保障制度の知識はありました。また父が弁膜症やガンを患ったのを看病した経験もあるので、家族が手術を受けるということの、だいたいの流れもわかってはいまし