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経営を支える青色申告

個人事業に関する本を読んでいると、よく目にする言葉に青色申告書がありました。

自営業問わず、事業主が所得税や法人税を軽減する為に必要な申請書類ですが、書類には、白色申告書、青色申告書と呼ばれる2種類があり、多くの帳簿が必要な青色で申告すると、大変な分多く節税可能になります。

そして、勉強する中、ふと成り立ちを知りたいと思い調べてみてました。

以下、検索結果になります。

青色申告書の成り立ちは、日本税制報告書、通称シャウプ勧告という戦後にGHQが行った日本の税金調査の報告書から始まります。

シャウプという名前は、その調査団団長の経済学者カール・シャウプ博士から取ったもの。

そして、その報告書の内容を左右したのが、東京にあった洋品店の経営でした。

当時、事業者が国に対して支払う税金は多く、それを逃れようと過少申告が横行、その摘発される事業者も多かったとのこと。また、正しく帳簿を付けていない事業者が多かった為、ちきんと税金を納めていても証明する方法がなく、泣き寝入りだったそうです。

そこで、その状況を打開しようと、東京目黒区で洋品店を経営者していた喜多村実氏が、正しい帳簿の付けなど、経営に関するデータを公表。

新聞で『ガラス張り経営』というものを提唱したところ、それが調査中のシャウプ博士の目に留まり、博士は「日本にも納税者自身が記帳し、申告する制度が根付くに違いない」と判断。それは報告書に反映され、青色申告に影響を与えたということでした。

知れば知るほど、自分が贅沢な時代に生きていることを感じます。そして、青色申告、ちゃんと活用しなければと。

長々と書きましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました(^_^

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