食べて、つくって、議論して。カレー好きによる新しいカレーの再発明!?6curryLABに潜入してみた。
こんにちは、ライターの高橋奈々です。突然ですが、わたしは無類のカレー好きです。毎日のように「カレー食べたい」と口にしているくらいです。
ある日、noteでこんな記事を見かけまして、
記事:つくる人になると、人生はより楽しくなる。みんなで新たなカレーを発明する「6curryLAB」はじまります。
「カレーは、あらゆる壁を取り除き、混ざり合うことができる料理」そして、愛と平和の象徴だと言い切るひとたちがつくるカレー。なんだそれは…と気になって仕方がなかったわたしは、迷わずLABメンバーへ応募し、参加する運びとなりました。
今回は先日開催された、6curryLAB第1弾開催レポートをお送りします。
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2017年11月にUberEATS専門店としてローンチしたのが6curry。カレーでありながら炭水化物が少なく、カレーを食べる時の罪悪感があまりない。そんな女性でも楽しめるサラダ感覚のカレーが6curryの原点だ。
北参道駅から歩いて数分の会場で開催されるそこへ急ぎ足で向かうと、香辛料の匂いが体中を包む。キッチンスタジオの中にはたくさんのカレーと調味料が並んでいて、全員が席についたところで数種類のカレーが運ばれてくる。
「とりあえず食べてください!すべてはそこから」
それぞれの思いを混ぜる、ワークショップ
飲むスープカレー3種はそれぞれ和風、レモン、エビ。そして6curry最初の商品であるエビとサラダのキーマカレー。
食べ方はみんなそれぞれで面白い。お腹が空いたと一気に頬張る人もいれば、ゆっくりと匂いを楽しんでから口にする人もいる。
同じ商品を一度に大人数でいただく機会があまりないわたしにとって、すこし新鮮な瞬間だった。
自己紹介とカレーの感想を発表しあったところでグループに分かれてワークショップを行った。
①サラダカレーを混ぜて食べるのは難しい
②飲むカレーの飲み心地が「飲む」と言い難い
主にこの2つの課題解決に向け、各グループが動き出す。
混ぜて食べるにはこのカップは向かないんじゃないの?という意見の改善。広くて浅いカップへと移してみたり層の順番を考えてみたり。
飲み心地がとろりとしすぎているなら薄めてさらっと仕上げてみる?でも、そうすると味が薄くなるよね…といろいろな調味料を足してみる飲むカレー改善。
カレー好きを名乗っていたけれど、わたしなんてまだまだミーハーだった。スパイスの名前も数種類しかピンとこないし、ましてやそれぞれがどんな味なのかも答えられない。
でも、見た目を指摘する人、味を指摘する人、食べ心地を指摘する人。それぞれの観点を、それぞれの得意なことを重ねて解決していく時間だったと思う。
カレー・コミュニケーション
分からない、分からないと楽しそうに味見を繰り返していく。試行錯誤の末に形にした改善商品をそれぞれのグループで発表し、試食した。
ワークショップが一段落ついてからもコミュニケーションをとる参加者たち。一人ひとりがカレーへの思いを持って参加したことを、強く感じる瞬間だった。
商品開発は、プロの仕事。そんなことを思っていた自分は、まだまだスパイスが足りないらしい。ここに集まったのはおそらく「好きこそものの上手なれ」をこれから証明していくひとたちだ。だって、「カレーが好き」という共通項だけではじまったプロジェクトなのだから。
6curryの店舗がオープンします!
店舗をオープンすることが決まっています!と、NEWPEACE Inc.代表の高木さんからの発表に、参加者の心がさらに踊る。
「みなさんの力を貸してください、どんどんまざりたい。カレーは世界に誇れる日本食になれる!」
そう言い切る代表の姿が印象的だった。
6curryでは、みなさんの意見をこれからも積極的に募集します。SNSでは、プロジェクトの様子を配信する予定です。また、SNS上でのコミュニケーションでうまれたことも、反映していけたらと思っています。
Instagram : @6curry
Twitter : @6curry_com
写真:秋山 秀樹
文章:高橋 奈々
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