混ざるって楽しい!料理素人の僕が6curryの商品開発メンバーになった理由。第2回6curryLABレポート
こんにちは!6curryLABメンバーの大久保志朗です。(写真中央)
ラボのみんなからは「OKB」と呼ばれています。
今回の記事は、
①僕がラボに参加した理由
②「混ざりはじめた」第2回6curryLABレポート
③これを読んでいるあなたに参加していただきたい「試食会」のお知らせ!
の3点セットでお届けします。
どうぞ、最後まで召し上がれ!
「6curryLABって何ぞや?」という方はまずはこちらをご覧ください。
僕が6curryLABに参加した理由
シンプルに「カレーが大好きだから」です。
まず、食べるのが好きです。
年に100皿は食べます。世界一好きなのは、実家の母が作る「鶏ちゃんカレー」です。
カレーを作るのも好きです。
カレー好きが集まるシェアハウスをやっていた友達の影響で、最近スパイスカレー作りを始めました。
中学時代の家庭科の通信簿は10段階の4。料理が苦手なので、失敗ばかりして、やたら苔色のカレーを作ってしまいますが、楽しくやっています。
そして何より、人と人を「混ぜ合わせる」カレーのポテンシャルに惹かれています。
「カレーが好きだ!」と言えば、「あのお店がいいよ!今度行こう!」ってなったり、「最近カレー作るのハマってて」って言えば「俺の友達もハマってるらしいから、今度一緒につくろうよ!」ってなったり。
カレーを通じて、年も職業も違う友達がたくさんできました。
人と人とを「混ぜ合わせる」力のある、カレーという食べ物のポテンシャルはすごいなぁと感じています。
みんな大好きで、それぞれの思い出やこだわり、物語のある食べ物。
食べ物以上の何かを生み出すことのできる食べ物。カレーはつくづくすごい。
そんなカレーを通じて僕も何か楽しいことできないかなぁ…と考えていたところ、ある日、彼女から「友達のよっぴーの会社がラボやるから行ってきたら?」と言われ、即座に申し込みをしました。
当時のLINEのやりとり↓
(めっちゃネギ持ってこっち見てるし…どうスクロールしても僕と目が合う…)
そして運良く当選連絡が来て、前回の第1回ラボに参加したのでした。
前置きが長くなりましたが、第2回ラボのレポートをお届けします。
「混ざりはじめた」第2回 6curryLABレポート
前回のラボでは、プロジェクトの概要説明と、「カップカレー」「飲むカレー」の試食、そして各カレーの抱える課題を解決するための調理とディスカッションという盛りだくさんの内容でした。
第1回のレポートはこちら。
第2回目となる今回も、開催場所はやっぱりキッチン。
前回洗い出した改善ポイントをもとに、各カレーの課題を解決し、今度の「試食会」に備え、チームに分かれてさらなるブラッシュアップをする回となりました。
ミッション①「カップカレー」の最適な盛り付けとカップを決定せよ
6curryの既存メニューである「カップカレー」。
味わいはそのままに、食べやすさと見た目をレベルアップさせるための盛り付け方法とカップの選定を実施しました。
届けたいお客さん像と販売イメージを具体化し、チームメンバーの意見を元に、6案から1つを選びぬきました。
ミッション②和風出汁の「飲むカレー」のレシピとUXを決定せよ
新商品として開発している和風出汁の「飲むカレー」。
「カレーを飲む」という新体験を提供するにあたって、どうやったらお客さんが楽しめるのか、どんなシチュエーションで飲みたくなる商品なのかを徹底議論。
固形カレーとも、スープともちょっと違う、独自の「飲むカレー」を鋭意開発しています。
個人的には全商品の中で一番好きな味わいです。
ミッション③レモン風味の「飲むカレー」を「デザートカレー」に進化させよ
前回までは「飲むカレー(レモン風味)」として開発をしていましたが、思い切って方針をシフト。
デザート方面に舵を切ることに。
一見イロモノのように思えるかもしれませんが、第2回のラボで一番メンバーを沸かせたのはこちらでした。
カレーの既存概念を打ち壊す、すごい商品になるかも?
混ざりはじめた6curryLAB
前回は「はじめまして」からスタートし、商品についてのスタートを受けた、いわばスタート回でした。
しかし、今回のラボは徐々に関係性が深まり、それぞれのキャラクターと強みがわかり、ラボメンバーが「混ざりはじめた」回になったのではないかと思います。
6curryLABのメンバーの中には、スパイス研究家や元カレー屋店長など、食領域のプロフェッショナルのメンバーが何名か在籍しています。
しかし、半分以上は僕のような「普通の人」です。
今回のワークショップでも、料理上手なチームメイトにスパイスの扱い方を教えてもらいながら調理を進めました。
途中で、スパイスを炒るためのバターをうっかり焦がしてしまい、調理をやり直すという場面もあり、「レベル高い人たちと比較して料理できなさすぎてやばい…自分鈍臭すぎ…」と焦っていたものの、優しくサポートしていただき、調理を進めることができました。
調理を終えて、いざ実食!となった時、ラボのみんなから「OKB、一番最初に感想を聞かせてよ」と言われました。
「僕みたいなもっとも素人に近い人間に聞くより、料理が得意な先輩たちに聞いた方が良いのでは?」と思ったものの、「前回、お客さんに近い、素直な目線で意見を言ってくれていたから」という理由で最初に感想を述べる機会をいただくことができました。
料理の腕が素人に近いからこそ、余計な固定概念が入らず、お客さんに近い素直な意見を言うことができる。
そして、意見を元に料理の得意なメンバーと協力してさらなる商品改善をすることができる。
まさに「混ざる」ことで、6curryがパワーアップするのだと実感したエピソードでした。
商品開発だけならプロの料理化集団を集めればいいし、女性だけをターゲットにするなら女性ばかりのラボを作ればいい。
しかし、6curryLABはプロに近い人も、まったくの素人もごちゃ混ぜで、男女比率も男性の方が多いくらいの構成。
異なるバックグラウンドを持った人たちが、それぞれの得意技を「カレーへの愛」という共通項をベースに混ぜ合わせる。
この「混ぜ合わせの余白」に6curryLABの「らしさ」があるのかもしれません。
さて、長くなりましたが、ここまで読んでくださったあなたにも混ざっていただきたく、「試食会」の告知をさせてください!
6curryLAB 試食会を開催します!混ざってください!
これまでに2回開催されたラボでの商品開発によって、6curryは進化しました。
しかし、僕たちは基本的に「熱烈なカレーマニア」の集団であるため、味覚や考えがスパイシーな方向に凝り固まっている可能性大です。
そこで、6curryの現在形を、いろんな方に試食していただきフィードバックをいただく「試食会」を開催します!
カレーが好きでも、そうでなくても構いません。
「新しい混ぜ合わせカレーで、世界を混ぜ合わせる」というビジョン達成のために、「混ざる」仲間を探しています。
一緒に6curryに混ざってみませんか?
試食会の詳細は近日中に公開します。お楽しみに!
Instagram : @6curry
Twitter : @6curry_com
写真:秋山 秀樹
文章:大久保 志朗
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?