NPOカタリバ事業報告会
NPOカタリバの事業報告会に行ってきました。
年に一度、寄付者向けに行われるもので、初めて参加しました。
(なんでこれまで行かなかったんだろう…笑)
会場は恵比寿にあるサッポロビールのホール。
200人規模の会場が、寄付者、各拠点から集まった職員、各拠点の卒業生、
カタリ場を導入している先生方などで、満杯!
久美さんからの事業報告はもちろん、
カタリバらしく、班に分かれて車座になって(※ちゃんと着席ですが。笑)
職員さんがファシリテーションしながら進んでいく座談会もありました。
私がいた頃はカタリ場事業だけだったけど、
東日本大震災を機に拠点が広がって、コラボ・スクールが始まり…
当時と大きく変化しているようにみえていました。
けれど、事業報告会の座談会のなかで、
「学習支援は、それが目的では決してなくて、
関係を構築する手段のひとつだと思っている」と言っていて
心に火を灯す場を作る、というカタリバの理念は
どの拠点でも、どんな形でも一貫しているんだと気づきました。
若者・おとなの心に火を灯す。
すべてはここから始まり、脈々とつながって、広がっていました。
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知ってる顔もいっぱいで同窓会のようでもあり、
カタリバの日々の活動を支えている方々の多様さにも驚き、
なんか終始感動しっぱなしで、今年の夏は女川拠点で働くありぷーに
色々話を聞いてたのもあって、佐藤先生のお話の頃にはもう涙腺崩壊。
正直、事業報告会でこんなにも心動かされるとは思っていませんでした…。
いろんな人がいろんな想いを持ちながら、それぞれの方法で関わることで、
大きな大きな推進力を持ちながら変化を起こしていけることを、
改めて実感した時間でした。
日頃、どう伝えるかということと向き合っていますが、
伝え方うんぬんより、やっぱりそもそもの部分が大事。
大きな工夫は必要なくて、想いをシンプルに伝えることが結局いちばん
伝わるし響く。と、至極当たり前なことですが。
常に心にとめておかないと、ついつい方法が目的になりがちだから…。
想いを伝えられる形にまとめるまでが大変だけど、
泥臭くこのプロセスに日々向き合ってるからこその、この”場”だな、と。
実際に動いている人の想いの強さに勝るものはないな、と改めて思いました。
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