2018シーズン川崎フロンターレ選手個人レビューno.1:2000~1995年生まれ編

 私事ですが、初のJリーグアウォーズへの参戦が決まりました!!めでたい!!というわけでそれまでに選手個人の一言レビューを済ませてしまおうという無理やりな企画を実施します。あと5日。。。
 レンタル出向とか出戻りからの静岡出向などありましたが、今回は最終的に登録されてる33名を数回に分けてひとことレビューしていきます。若い順に進めて中村憲剛でフィニッシュ、待ってろ仙人!!

宮代大聖(2000.5.26) 背番号33
 
まずは最年少、クラブ唯一の2000年代生まれの宮代は今年の4月にプロ契約を締結、高校3年生とのプロ契約は川崎フロンターレ史上初とのこと。同年代にはG大阪FW中村敬斗や名古屋DF菅原由勢などすでにJ1で活躍している選手もおり、いち早く追いついてほしい。
 最終節にベンチ入りするも、車屋の負傷交代で鬼木監督のプランが崩れた(?)こともあり、出場は叶わず。なので正直プレーはわからない!!さらに優勝パレードもU-19日本代表召集で不在、パネル姿の宮代しか見れず(下写真)。小学三年生から川崎フロンターレのアカデミーに所属している、まさにクラブが手塩に掛けて大事に育てた逸材、来季はクラブの2000年代生まれ選手初得点の記録を期待しつつ、やはりまずはパネルではなく生身の姿を見せてくれ!

(写真出典:超WORLDサッカー「川崎F、J1優勝パレード実施! 4万人のファン・サポーターに来季の複数タイトルを誓う!」http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=337641

ふろん太・ワルンタ(1999.3.14) マスコット
 さっそく番外編に突入。ともに来年所属20年目を迎えるクラブ最古参、憲剛すらも上回っており、実は彼らこそ長老にふさわしいのではとの声があったりなかったり。「二番目に若い最古参」こんな違和感ある言葉が並ぶ二人はこれからもクラブの伝道師としてTwitterからスタジアムまでさまざまな場に顔を出し続けてほしい。

タビナス・ジェファーソン(1998.8.7) 背番号26
 こちらも今年出場機会はなし。来季はプロ3年目、そろそろ試合に絡まないと厳しいと本人も思っているはず。でも左サイドバックは先輩方がお強いからちょっと同情。それでも彼らに挑むしかないのだが。試合に出てないので基本情報見直したところ、足がでかく(29cm)、視力が良い(4.0)のが車屋と登里に優っているポイントか(もっとあります)。
 今年の8月に20歳になり日本国籍取得に向けて動いているとのこと。東京オリンピックだけでなく、車屋に次ぐ(アジアカップは呼ばれてませんが…)日本代表左サイドバックに期待しつつも、やはりラップじゃなくてプレーを見せてくれ!

田中碧(1998.9.10) 背番号32
 第26節札幌戦でプロ初出場初得点を記録、さらに第33節東京戦では足をつりながらも初のフル出場を達成し、プロ2年目にしてようやく日の目を浴びたユース出身の田中。碧って名前がかっこよすぎます。
 ラスト2試合ではボランチとして起用され、可能性を見せつけましたね。判断の遅さは気になりましたが、それ以上にポジショニングへの意識の高さがよく、最新型のボランチって感じでした。来季もそこで戦うと考えると、どうしても大島守田、さらに加入濃厚の山村らが大きな壁。ぜひとも早くスタメンになって憲剛の手ほどきを受けて欲しいんだけど、でもスタメン定着はまだ遠そうな気もするし、なんでサッカーって11人しか出れないんだ!!来季はACLでチャンス掴んで、後半戦に主力に躍り出る感じを予想しておきます。

三苫薫(1997.5.20) 背番号34
 三苫は2020年加入予定で、現在は筑波大学所属(3年生)の特別指定選手です。というわけで正直わからん!TwitterInstagramを見て学んでおきますが、とりあえずは大学サッカーを追っかけている方々にお任せして次に進みましょう。

旗手怜央(1997.11.21) 背番号35
 また来たよ!特別指定選手!!こちらも2020年加入予定で、現在は順天堂大学所属(3年生)。本当に申し訳ないけど以下同文です。。。いや強いて言えば姉がいるらしく、私も姉がいるので親近感、、、いやいや無理やりすぎる。こちらもこれから勉強します。

カイオセザール(1995.7.27) 背番号44
 ここからは1995年生まれ。カイオは今夏に加入した新戦力、しかも完全移籍ということでクラブからの期待の大きさが分かります。途中加入ということで川崎のサッカーに慣れる時間もなく今年は出場はなし。ただクラブとしても想定内で、来季キャンプからチームになじませる意向だと思います。
 193cmの身長はソンリョン(191cm)を超えて川崎で最長、ACLとかで困った時に助けてくれそう。練習で見た限りはわりと馴染めてそうに見えましたが、実際のところはどうなのか。ボランチとトップ下か、どちらにせよ激戦必至。

脇坂泰斗(1995.6.11) 背番号28
 脇坂はフロンターレユースから阪南大学を経て今季再び川崎の地に戻って来た新卒1年目選手です。甘いマスクでファンが多そうですが、先日のファイフロではグダグダMCを披露、まだまだ川崎というクラブに染まってないですね。しゃべりをマスターしないと長老には近づけない。
 ACL(第6節蔚山現代戦)で途中出場、天皇杯(二回戦ソニー仙台FC戦)ではスタメンと1試合ずつ出場を果たしましたが、天皇杯ではチームが早い時間帯に2点リードされたこともあって前半38分に交代を命じられていますし、その後は出番はなく悔しいシーズンになりました。さらに同期の守田にかなり差をつけられたこともあり、来季への意気込みは相当強いはずです。ハンサムでユース出身となればサポーターからの支持は間違いない。あとはプレーで示すだけ。

守田英正(1995.5.10) 背番号25
 出ました化け物。大卒プロ加入から一気に日本代表まで駆け上るとかほんとすごい。この裏にあるのはネットの移籍による守田の出場機会増で、これはフロントの判断が素晴らしかったと思います。最後までネットを引っ張ってたら守田の成長はなかったし、チームも優勝できてたか怪しい。ベストプレーは第20節横浜戦の1点目につながる家長へのスルーパス。それまで守備の人だと思っててごめんなさい、ってなるくらい鋭いパスで、あれ以降攻撃の人として守田を見てます。

 守田の勢いはとどまるところを知らず、アジアカップの代表にも選ばれており、「川崎の守田」から「世界の守田」へと羽ばたく日も近いのでは?とそわそわするサポーターも多いのでは。なんかメンタルも相当強そうですし、さっさと海外でボランチとして活躍してほしさもありますが、それまでは川崎で存分に暴れてください!!

知念慶(1995.3.17) 背番号20
 今回ラストは知念。早生まれですが私と学年が同じなので少し贔屓してます。昨季は1ゴールでしたが、今季は4倍の4ゴール!それ以上に出場が4試合から27試合に増加し、コンスタントに試合に関われたシーズンでした。そのせいか去年よりもチームに馴染んでおり、終盤悠様いない時でも不在を感じさせなかったのは間違いなく知念のおかげ、ってくらい良かった。ベストゴールは第33節東京戦も捨てがたいですが、第26節札幌戦のGKの肩口を狙ったループシュート、あの落ち着きは以前の知念にはなかったもので、プロ2年目にして覚醒してきた気がします。

 来季はレアンドロ・ダミアンの加入もあって一層FW争いが厳しくなるけど、意外と知念は負けずに試合に出られるのではと思ってます。川崎のサッカーではパスワークに入るのと献身的なポストプレーをする場面とを使い分け、かつそこからゴール前に入っていく動きが求められます。杉本(現セレッソ、来季は浦和)が馴染めなかったのはそこに課題があったからでした。なので2年がけでようやくそれを手に入れた知念は、小林からエースの座を引きずり落とせる位置まで来てると思います。あとは札幌戦のような落ち着きをもてるか。ほんと来季は二桁ゴール頼む!!

というわけで第一弾は終了。次は私と同じ1994年生まれからスタートします!乞うご期待!



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