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ほぼ日のスピーカーを、つくってみる。
ほぼ日刊イトイ新聞、みなさんご存じですか?主宰の糸井重里さんが好きで見はじめたウェブサイトなのですが、そこで出会ったのが、今回わたしがつくる、「Spring Summer Fall Winter Audioのきほんのスピーカーキット」です。
出典:ほぼ日刊イトイ新聞
もうずっと、生活のたのしみ展のよこくを読んでました。わくわくが止まらなくて、買えないなあと思いつつも、憧れて。
写真好きなので、スピーカーの生みの親の森友治さんの「ダカフェ日記」を読んだことはもちろんある。
大学時代に家具会社にインターンをしていたから、家具も好きで、スピーカーの佇まいに、一目惚れ。
そんな素敵なスピーカーが、自分でかんたんに、作れる!
部屋でごろごろして、緑茶かコーヒーを淹れて、本を読みながら、このスピーカーで音楽をかける。そんな休日を過ごしたい。何年も一緒に過ごして、木目の色味が変わっていくのを、たのしみたい。
そんな妄想をしていたところ。知り合いが、わたしのツイートを見て、いつもの飲み仲間のみんなでプレゼントしてくださったのです!
高価なものなので、一度は恐れ多くてお断りしたのですが、「欲しいでしょ?欲しくないの?」と聞かれて欲望に正直になってしまいました。「生活のたのしみ展」で買って来てくれたんだよ。重かっただろうなあ。ああもう、なんてこった!!感謝!!!
アンプと交換用のスピーカーグリルは、お願いして自分のお金で買ってきてもらいました。
そんな訳で、手に入れた「きほんのスピーカーキット」をつくってみたので、気になっている方や、買ったあとの組み立てが気になっている人、夏休みの工作を覗きたい人など、いろんな人に見ていただければと思います。
写真多めでお送りします。
まず並べてみました。なんだろう、すでに背筋がぞわぞわするくらい、うれしい…。
一緒に入っていたこれ、「ダカフェ日記のつづきのはなし」。これもまたうれしいです。うれしいしか言ってない。しかしそう思ってたので、仕方ない。
箱を開けて、準備OK!つくるぞー!
初心者でも作れるように、キットをつくったとのことだったので、勇気をもって、説明書を見ながら組み立てはじめました。
まずひとつのスピーカーに、最初これだけ使います。上下に注意だけ気をつけないといけないかも。
組み立てはじめてからすぐ、やっぱりちょっと不安になって、森さんが解説してくれる動画を見たのだけれど、これがすっごくよかったです!!説明書も丁寧なんだけど、この動画は見たほうがいいと思う。ずぶずぶの素人はとくに。静かにつくってる手もとが見れて、森さんの声でいろいろ教えてくれる。なんだか森さんとつくってるような感覚になれます。
この裏ぶたはすぐにはボンドでつけないのですが、マスキングテープを貼って固定するために、軽く仮止めしておいた方がいいです。
そしてしっかり固定。角と角がぴったり合うように、しっかりマスキングテープで止めていきます。木材は膨張したりするぶんわざと「遊び」があるので、ピタッ!とはいかないので、ついつい神経質になっちゃう。思えばここがいちばん気を使ったかも。
仮止めした裏ぶたを外して、
内側にボンドを流し込んで、隅木もボンドでつけて。ほんと簡単。
隅木、こういうパーツも可愛いなあ。なんて思いながら作業。こんなところでも、すでに愛着がわいてくるから、手づくりっておもしろい。
吸音材をカット。ちょっと切りにくいけど、このこのー!って感じのテンションでカット。たとえすこしいびつでも、目には見えないところ。そう思うとラクでもあるし、「よっしゃー!バッチリ切るぜ!」って気持ちにもなります。わくわくのテンションだったなあ。
吸音材さえも、かわいく見えてくる。しかもキラキラまじり。なんでなんだろ?なんでキラキラ入ってるんだろ?
まっすぐ切るために貼ってたマスキングテープがこんなになる。
スピーカーの箱の内側の上に貼ります。なんで上なんだろ?と思いながら、こういう「なんで?」を後から紐解くのも、たのしいだろうなあと、また違うわくわくを見つけた気分です。
そして裏ぶた!下にボンドが漏れてもいいように紙を敷いて。
ボンドつけてー♪
塩ビパイプ、スポン!
はみ出たボンドを拭って。
裏ぶたの内側に吸音材を。
後でケーブルを通すので、穴開けておきます。すみっこを切ったのは、蓋をしたときに木材ではさまないようにとのこと。細やかな解説があるので、ぜんぜん失敗しないなあ。
ボンドで貼ります。ボンドって偉大。
これで裏ぶたオン。
とりあえず、ここまでできたー!!
と、実はここまでしかできていないんです。続きは、また今度!近いうちに作ろうと思っています。
コピーライターのくりこ(@KURICOPY)でした。
ああ、仕上げをするのが待ち遠しいなあ。どんな音がするんだろう。
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