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脳吐を通じて見えてくるもの

脳吐とは
き出すと書いてノートと読み
脳内に抱えた想いや考えをアウトプットして
視える化するという行為の事である。
by 武蔵

『私、こんなこと思ってたんか!』とか、
『不平不満の原因がこんなところにあったのか!』とか、
『本音は、こうしたかったのか!』など、
脳吐タイム(ノートに書き込む時間)を持てると、
自分自身の掘り下げができるんだよね。

そして、今日は脳吐を武蔵がどういう位置づけで捉えているのかについて書いてみるよ。

【脳吐=セルフパートナーシップ】

僕は、カウンセリングとか、コーチング業を通して一貫して伝えていることがあるんです。

それは、【セルフパートナーシップ】の大切さについて。

聞き慣れない方もいるかもだけど、セルフ=自分とのパートナーシップを築いていくってこと。
それは、時に夫婦の様に、恋人同士の様に、大人と子どもの様に、自分とのパートナーシップを築いていくってこと。
ここをキホンの「キ」として伝えていっているのね。

で、そのセルフパートナーシップと脳吐が何故関係があるかについて書いていくんだけど。

そもそも誰かと『パートナーシップ』が取れている状況ってどんな感じだと思う?
定義としては、色々あると思うんだけど、僕は相手の想いを理解し合えている状態が、一つのパートナーシップが図れている状態だと思うのね。

で、それを自分とのパートナーシップに置き換えて考えていくと、

自分の抱えている想いとか考えを、

自分が自分のパートナーとして認識してあげられている

それがセルフパートナーシップが取れているという状態だと思うのね。

でも、それって自分一人でやろうとしても思考がカリカリ動いている時って自分が抱えている本当の想いとか価値観とか考え方に気付けなかったりするんだよね。

そこには、社会とか組織での常識だったり、親や他人の考えだったり、自分の中の正義感だったり、そんなあらゆるものが脳の中には混在しているから。

だからこそ、一度脳の中にあるものを全部吐き出していって、丁寧に余計なレイヤーを一枚一枚剥がしていくことで、自分の本当の想いが見えてくるんだよね。


脳吐とは、愛である

こんな風に脳吐に書き込んでいって自分の本当の想いに気づいていくということって、僕は『自分を愛する行為』だと思うのね。

なぜなら、脳吐を通して本音を見つけたい、自分の想いを理解したいという欲求って、自分と向き合う事であり、自分を承認していくことに繋がるよね。

どこかで聞いた事あるかもしれないけど、愛情の反対って無関心って言うじゃん?

僕がクライアントさんに、
『自分の事嫌いって言ってる時点で、自分の事大好きなんだよ。』
ってよくお伝えするんだけど、
要は自分を愛したいからこそ、
今の自分のままじゃ嫌!
こんなことしてる自分を否定したい!
他人に合わせてる自分が嫌になる!
って想いが出てきて、「自分の事嫌い」って言ってたりするんだよね。

要は、自分に関心があるから。
要は、関心から生まれた「期待・理想・願望」があるから。

だから、脳吐を通して自分の本音を知ろうとする行為は、
自分に関心がある
=自分を愛する行為
なんだよね。

自分を愛するについては、また別の機会に掘り下げて書いてみようかなとは思うけど、自分のことを何とかしたいとか、あれこれ考えてしまう、悩んでしまうことって、結局のところ自分をもっと愛したいからなんだと思うのね。

であれば、自分の本音をまず浮き彫りにしていくことが、現状を何とかしたい時の一番の近道なんじゃないかなと思うんだよね。


自分を愛したいなら、脳吐しよう

ぶっちゃけ書き方なんてこだわらなくたっていい。

愛を脳吐に綴ったっていい。

喜びを脳吐に書き留めたっていい。

怒りを脳吐にぶつけたっていい。

ただ、自分をアウトプットできるものを作って、それを丁寧に見てあげられるということ。

それこそが自分を愛するというきっかけになっていくかなと思うんだよね。

自分を愛したいと思うのであれば、

どんどん脳吐していってあげてね。


以上、武蔵でした。

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