「人間脳科学入門」② ~50代の講座受講~
2023年末からgaccoの講座を受講中。今年に入ってから4つの講座を受講。
「人間脳科学入門」①では、名称や言葉の不慣れによる大変さを書きましたが全4週に渡る講義を終え、レポートを提出することが出来ました。
1週目では難しい脳の名称が出てきて悩まされました。このまま続けていくのは難しいのではないか?自分が受講するのは場違いではないか?と思っていたら、2週目より私達になじみのある事柄を実験した結果の説明が出るようになり、気が付いてみれば1週目で習った脳内名称や活動が繰り返し使われていることに気付きました。物事を学習するのに、名称と基本的な事象をしっかり学ぶ必要があるようです。
こうして書いている時、オンライン受講をしている時、途中で居眠りしてしまった時、自分に起きている全てに脳が反応を示しているようです。無意識でも脳内が反応しているのは驚きです。生きているわけですから当然かもしれません。けれど、実際にfMRIの画像例を見ると驚きます。
講義は主に「こういう選択をした時」「何かをしている時」など、シチュエーション毎に関連する脳が活発化するといった実験と結果が多く紹介されています。また、特別な職業に対するプロフェッショナルと凡人の脳活動の差の実験もありました。「脳」は量販されていないわけですから、人々が全く同じ度合いの脳反応を示すことは無いはずですね。それが十人十色という個性ということなのでしょう。
ここで疑問に思うのは、「どうやって、いつ、その個性が出るのか?」ということです。それは生まれ持った脳の状態なのか、成長過程なのか、そのあたりも興味が沸きました。
私が今回学んだことはほんの一部。1万分の1のような感じなのでしょう。この分野は縦も横も広大であろうと感じました。そういったことを手間ひまをかけて4週間の講座として提供してくれた東北大学関係者に感謝の気持ちで一杯です。また、講義の方々の表情、身振り手振りから熱意が伝わり、だから次回も受講したいと思うのでした。
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