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もうすぐ2歳になる息子の一人称と下ネタ

もうすぐ2歳になる息子がだいぶ喋るようになってきた。
ちょっと前まではほとんど喋らなくて大丈夫か?と心配していたが、うるさいくらいになった。

歌もたくさん覚えて、一日中「どんぐりころころ」「大きな栗の木の下で」「グーチョキパーでなに作ろう」など歌っている。

曲のチョイスがやや昭和っぽいのは、息子が保育園で年配の先生のことが大好きであることが影響していると考えられる。

とにかく起きている間は、声を出していない瞬間がほぼなくなった。

そんな中で不思議な現象が起こっているのであるが、なぜか息子の一人称が「わたち(わたし)」なのである。

娘は「わたし」と言わずに、自分の名前を一人称にしている。

だから姉の真似をしているわけでもない。
どこで覚えたのか妙に大人っぽい一歳児である。

「わたち、ごはん」「わたち、いく」「わたち、アンパンマン」など日本語は主語がなくても意外に意味が通るはずであるが、律儀に一人称を付けて話すのである。

最初はかわいいなと思っていたが、最近「わたち」が悪い方向に転がり始めている。

ある日、息子は私たちの前でおもむろにロンパースの股の部分を両手で持ち上げて、中腰になり「わたち、おちっこ、つる(わたしおしっこする)」と言ったのである。

おむつを履いているので実際に出ているかは分からない。

ただその滑稽な様子と言動から私たちは大ウケしてしまった。
はじめて喋った3語文が「わたち、おちっこ、する」である。

これに味をしめた息子はことあるごとに「わたち、おちっこ、つる」を言うのである。

しかも私がなるべく言って欲しくない場面でこのセリフをはく。

例えば親子スイミングの時である。このセリフをスイミングの場で言われると、ドキッとする。

実際におしっこをしているわけではなく、うけねらいで言っていることは私たちはわかってきたのであるが、周りの人はいい思いをしないだろう。

ただあまりこちらが慌てて止めると余計に調子づいておちっこ発言をするのでどうすることもできない。

そしてついにおしっこ発言よりも、もっとひどい「わたち、おち◯◯ん」という言葉まで生み出してしまった。

2歳になる前から下ネタに頼るようになってしまった息子。先が心配である。

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