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進研ゼミのキッズワークがどうしてもやりたい娘

この記事はしばまるさんの娘さんが、自発的に努力をしてスイミングスクールのテストに合格したという話である。

私はこれを読んでとても感動した。
私は自分の子どもには、進んで努力ができるように育ち、その努力によって成功体験をたくさん重ねて欲しいと思って思っている。

努力によって報われるという経験が多いと、辛い時や困った時でも心が折れず、頑張って自分で解決できるようになると思うからだ。

そういうことを考えると、この記事のしばまるさんの娘さんの行動は理想的である。
自らテスト前に練習したいと申し出て、しっかり努力したうえで合格を勝ち取っている。
とても素敵な話だと思った。

私の娘や息子にもそのように育って欲しい。
うちの娘は4歳、息子は2歳なのでまだまだ自発的に頑張ろうとすることはないなーと思っていたのだが、一つだけあったことに気が付いた。

それは娘のことなのであるが、娘は進研ゼミのキッズワーク(幼児向けのドリル教材)をなぜか積極的にやりたがる。
しかも休日の早朝にである。

早朝にやりたがるのは訳があり、娘がキッズワークをしていると2歳の息子が興味をもって、大いに邪魔をするので寝ている時にやりたいからである。

しかし早朝キッズワークに付き合わされるのは正直迷惑なことではある。
休みの日くらい寝ていたい。

つい最近も平日の夜に進研ゼミからキッズワークが届いたのだが、次の土曜日の朝に一緒にしようと約束をさせられた。

土曜日になって早朝に私が目を覚ますとまだ娘は寝ている。
キッズワークのこと忘れてるのだなと思い、まだ寝ていられそうだと安心していた矢先に娘が突然起きた。
そして「今日キッズワークやるって約束したよね」と言いながら、自分の椅子に座った。

まだ起きて5秒くらいしかたっていないのにもうやる気である。時間はまだ6時半前である。
そして「キッズワーク用意して」と私に命じる。
息子にいたずらされないように隠しているキッズワークを私が机の上に置くと、さっそく問題に取り掛かる。

起きてまだ10秒かつ朝ご飯も食べていない状況なのであるが、早くキッズワークをやりたい気持ちが止まらない。
30分くらい一緒にキッズワークをして満足したかと思い「そろそろ朝ご飯にしない?」と言っても「まだやる!」と強く言い返される。

結局、キッズワークを一冊とキッズワークプラス一冊(あまりにキッズワークが好きなのでオプションでもう一冊ドリルを購入している)の合わせて二つのドリルをやりきった。

キッズワークの保護者向けの案内文には、「毎日1ページでもいいので少しずつ無理なく進めましょう」などと書かれているが、娘はだいたいいつもやり始めると最後まで終わらせないと気が済まない。

私が「そろそろ休憩しよう」とか「パパもお腹すいたからご飯食べよう」とか「テレビ見る?」などと誘っても無駄である。

娘にとってキッズワークより優先することはないようだ。
基本的にとてもいいことであるのだが、6時半前から8時前くらいまで付き合わされるのでなかなか大変である。

ただ付き合わされている時は、もっと寝たいとかお腹空いたとかネガティブな感覚をもっていた。しかしよく考えてみるとこれこそ自発的に努力していることである。

こうして振り返ってみてこの娘の気持ちこそ大事にしないといけないなと思った。
自分が4歳の時にまさか自主的に勉強したいなんて思ったことなどない。
それどころか、小中高と親からうるさく勉強しろと言われていやいやしていた記憶しかない。

それを考えると娘の今の状況はとてもいい。
成長すればきっと今のままとはいかなくなるとは思っているが、このまま「勉強しなさい」と言わなくて済むように育ったらなと虫のいい考えも頭の片隅にある。

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