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つねたまじめ
2024年3月25日 09:00
春泥を来て春泥を帰らざるつねたまじめ小賢しく近道をしようと思ったばかりに、ぬかるみを歩くはめになった。ぬった、ぬった、と足裏から感じる春。これが革靴ならば目も当てられない。今から来た道を戻っては、電車に間に合うまい。アスファルト舗装された歩道を軽やかに帰ろう。私は揺れる電車の中でそう決心していた。季語「春泥」雨が降り、気温は上がり切らずにいます。おかげで、春の泥土はやわらかく、
2023年7月8日 00:14
虹かめ花さるさんとコメントをやりとりしていて、俳句をいくつか自選自解しようと思い切りました。とりあえず、一つやってみます。水無しの滝や八方槍氷柱(みずなしのたきや はっぽうやりつらら)冬のある日、最も古い付き合いの賢者と六甲の地図を開き、どのルートで山頂を目指すかとぐだぐだ話しておりました。すると、「水無滝」水がないのに滝とは、これいかに。いぬというのに、ここにいるが如し。