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言葉/ 語源

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フレーヴァーティーで有名なアールグレイ。元は人の名前なのは有名だがスペルは”Earl Gray” つまりグレイ伯爵となる。
その伯爵”Earl”は「総督」という意味が有力貴族の呼称に転じたらしい。元はスカンディナビアの”Jarl”にあるそう。

呼称の由来も面白いな。 #歴史

公爵”Duke”は元々はローマ帝国が拡大する礎を築いた「軍団」の長を意味する言葉だったのか。
その後西ローマ帝国の文化が残るフランク王国などで最上位の称号となり、イギリスにも渡って来たそう。

日本と違いイギリスは大陸との距離が近いから、文化が入り混じるから面白い。 #歴史

プリンス”Prince”の由来が、古代の共和制ローマの元老院審議で最初に発言出来る最高位「第一人者」=“Princeps”から来てる呼称なのか。

王子様みたいな印象がある言葉だけど議論の場で使われてた言葉だとはイメージが変わるな。 #歴史 #語源 #勉強

上野公園のジェンナー像
これは英国人医師ジェンナー
彼は「天然痘」の予防を発見した人物牛の乳搾りをすると天然痘と似た牛痘に罹ると知り、牛痘を人に接種し天然痘が予防出来る事を発見

このワクチン接種を”Vaccination”と呼ぶが由来は「雌牛”vacca”」 #語源

癌は英語で”cancer”、独語で”krebs”
いずれも由来はギリシャ語で「蟹」を意味する”karkinos”だそう

乳がんの様に皮膚の体表に現れる癌は硬い凹凸のある腫瘤が出来る
しかも蟹が四方に足を出している様に不規則な形をしてる事から名付けられた #勉強 #語源

木曜日”Thursday”は雷”thunder”と同じ語源らしい

北欧神話の戦の神、農耕神で雷神である”Thor”トール
ローマ神話ではトールとユピテル”Jupiter”が同一視されていたので、”Jupiter”木星が”Thursday”となった流れ #語源 #勉強

英語の水曜日”Wednesday”スペルと発音が違いすぎて覚えづらかった

語源は”Woden”ウォーデン
「ウォーデン」は北欧神話の”Oden”「オーディン」と同じ

アングロサクソン族が持ち込んだのと、数百年後にバイキングが持ち込んだとので、ずれて入ってきた同じ神 #語源

英語で「狂人、気が触れた」は”lunatic”
これは「月」のラテン語”luna”から来ています
狼男の話もそうですが、中世の時代に人は月の光をあびるとは気が狂う、とされていた事から来てるそう
#語源 #勉強

ソブリンという言葉
「主権」と「国債」2つの意味がある

科学の発展により神の至上性が薄れ、神から支配権を譲り受けたのが王とする「王権神授説」
ここから「主権」という意味に

国の財政を管理し、国の保証により発行されたのが「国債」

宗教と経済って密接 #歴史 #経済 #勉強

インドってギリシャ語から来たんだ。

ヒンドゥー教のヒンドゥーはサンスクリット語のシンドゥ”sindhu”「水、大河」に由来。
そのシンドゥがペルシャ語のヒンドゥ”hindu”となり、ギリシャ語のインド”indos”に。

この「水、大河」はインダス川を指すそう。 #歴史 #語源

2月は英語でFebruary
由来はラテン語”februa”で「古代ローマの年末の清めの儀式」から来てるそうです。元々は「罪滅ぼしの犠牲」という意味。また”fume”「煙、蒸気、香り」とも語源的に繋がってるそうで、昔の人は煙や香りが罪を清めてくれると考えたのかな。 #語源 #勉強

一月の英語Januaryの語源はヤヌス神(英語ではJanus)はローマ神話の「門、扉」の守護神から来てるのだそう。

前後に顔を持つ神で、過去と未来を見ると言われてたりする。

その年の始まりを意味する神としては適切で、センスありますね。
そんな私は1月産まれたです。 #語源

江戸時代の安政年間に、薩摩地方からヨーロッパに醤油が輸出されたそう。
この時の醤油を意味する薩摩弁が「ソイ」で、ここから「ソイビーン」になったと言われてるらしい。

この由来は知らなかった。 #飲食 #語源 #勉強

玉ねぎの英語「オニオン」はラテン語の「ユニオ」に由来してるそう。

ユニオは「真珠」の意味で、皮を向いたら真珠の様に白く美しい事から。
さらに真珠が層を重ねてる様に、玉ねぎも層が重なってるので、真珠に見立てられたらしい。 #飲食 #語源 #勉強