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【7冊目】FACTFULLNESSを読んで凝り固まった視点をほぐそう。

どうも、「本とスキ。」を運営してるゴーゴーケンゴです。

このマガジンでは毎日1冊、本を要約して紹介していきます。

忙しいビジネスマン向けに、通勤時間の3分で要点を掴めるようにまとめてるので、読んでいただけたら「♡」のスキを押して頂ければ幸いです。

※マガジンは初月無料で、2ヶ月目から月500円になってます。
1日単位で計算すると16.6円で1冊読めることになるので、是非1ヶ月無料で試して頂いて、もし価値を感じて頂ければ継続してもらえたらなと思います。

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目次概要

⑴タイトル紹介
⑵一言でいうと、どんな本?
⑶なぜ、その本に興味を持ったのか?
⑷要点まとめ
⑸考察

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⑴FACTFULNESS

ファクトフルネスとは――データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。
世界を正しく見る、誰もが身につけておくべき習慣でありスキル、「ファクトフルネス」を解説しよう。

7冊目はファクトフルネスです。

ファクトフルネスとは「データに基づいて、正しく世界を見る習慣」ということです。

この本を読むと、いかに普段思い込みで生きてるかを痛感させられます。

本書では貧困や人口増加などの世界的問題のデータを取り扱ってますが、この視点は自分自身の私生活にも取り入れられるなと思いました。



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⑵無意識の思い込みに気づける本


この本を一言で言うと『無意識の思い込みに気づける本』です。
本書では、世界の貧困に関する3択問題など13問が用意されてます。

その問いを解いていくことで、いかに無意識の思い込みをしていたかがわかります。

12問に挑戦できるチンパンジークイズもあるので、最初に受けてみるのをおすすめします。


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⑶事実を知ることで力強い一歩が踏み出せる


では、無意識の思い込みに気づくことが何に繋がるのか?

それこそ、この本に興味を持ったポイントなんですが、事実を知ることで力強い一歩が踏み出せるんですよね。

「なんとなくこんな感じかな」という曖昧でボヤッとした感覚にフルスイングするのはリスクあるじゃないですか?

それを「これはこうで間違いない」と自信を持てたらフルスイングできますよね。

正しい事実を知るということは、力強い一歩を踏み出す準備運動みたいなもんですからね。

では、要点をまとめていきます。

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⑷要点まとめ

▶︎10の思い込みとは?

・世界は分断されてる?=分布をみれば、大抵の場合、中間層が多い
・世界はどんどん悪くなってる?=ネガティブニュースの方が広まりやすい
・人口は増え続ける?
・それは本当に危険なの?
・その数字はどれほど大事?
・そのパターンは全部に当てはまるの?=思考停止するには早くない?
・全て決まってるの?=運命とか宿命って本当に?
・世界はそんなシンプルなの?=白か黒だけじゃない、グラデーション
・犯人が見つかれば解決するの?=犯人探しより、原因探しをしよう
・今すぐしないとダメなの?=焦る必要はない

この10の思い込みを自分のケースに当てはめて自問自答するだけでも、良い見直しが出来るのではないでしょうか?


▶︎貧富の差は4つのレベルに。

レベル1:1日平均2ドルで暮らす人は10億人。移動手段は徒歩。
レベル2:1日平均4ドルで暮らす人は30億人。移動手段はチャリ。
レベル3:1日平均16ドルで暮らす人は20億人。移動手段はバイク。
レベル4:1日平均32ドル以上で暮らす人は10億人。移動手段は車。

貧富の差と聞くと、どうしてもお金持ちと貧乏の2択で考えてしまいますが、実際は4つのレベルで分類できると。

さらに、ほとんどの日本人はレベル4なので、自分より下のレベル1〜3を一律に貧困層として見てしまう傾向があるとのことです。

年収が高いと仕事ができる人だと思う、大企業に勤めてる人は賢い人だと思う、これら全て思い込みですよね。


▶︎数字を孤立させない

・比較する
・割る

これは、普段の分析に直結しますし、もっと意識すべきだなと。

例えば、わかりやすいのがこれです。

ロスリングは過去の世界経済フォーラム(ダボス会議)でのエピソードを紹介する。EUのある国の環境相が「中国のCO2排出量は米国を既に超えており、インドの排出量はドイツを超えている」と述べた。それに対してインドの出席者が「国全体ではなく、ひとり当たりの排出量で議論をすべき」と反論したという。ロスリングはこれに同意して「中国のCO2排出量が米国よりも多い、という言い方は、中国人全員の総体重は米国人の総体重より多いから中国には肥満が多いと言っているようなもの」と述べている。
(引用:未翻訳ブックレビュー

1つの視点だけで数字を見ても、ただの解釈にしかならず、それは分析とは言い難いです。

どの数字と比較するのか?

量だけでみるのではなく、率でみることも同様に大事です。


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⑸凝り固まった視点をほぐす感覚で考えよう


このファクトフルネスを読んだから、何かが劇的に変わるわけではありません。

しかし、本書の内容はどれをとっても「おお、そうなのか!なるほど〜」という、いわば視点のストレッチになります。

今まで、自分がどれだけ単一視点から物事を捉えていたのか?

また、正確なデータ無しにどれだけ当てずっぽうで物事を捉えてたのか?

そんな発見がありました。


特に、個人的に意識したいなと思ったのは「パターン化」についてです。

1つの事例が全てに当てはまるとは限りません。

その認識を持った上で、ブログの仮説検証に取り組んでいきたいなと思います。



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こちらの図解レビューは大変わかりやすいので、ぜひファクトフルネスに興味を持った方はこちらも読んでみてください。


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