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日常の「?」を「自分のコトバ」に。「会社のモヤモヤ・哲学してみよう会」はじめます。



日常会話でよく使う言葉だけど…

モヤモヤする言葉を、そのままにしたくない!

効率とスピード優先の毎日の中で、ふと立ち止まってコトバの背景にあるものを問い直したい。人や自分のリアルな体験とつなぎなおし、しっくりくる「自分のコトバ」を見つけ出したい。そんなことを面白がれる人が集まって、自由にモヤモヤを哲学する場を、はじめます!。

哲学対話 って、どんなこと話すの?

モヤモヤしている私たち主催者自身がまず、哲学対話してみました。
ほんの30分で以下の気づきが・・・。よろしければご一読下さい。

信頼と信用。 どう違う? 各自の体験をひも解きました

Aさん) 任されたプロジェクトを回せないで必死になってたら、部長から、苦手なことを一人でするなよ、なんのためにみんないると思ってるんだよ。と言われ、クリエイティブに専念させてもらえた
→ できるから、ではなくて、できないことを含めて信じてくれたのが信頼

Bさん)アポに来ない、無茶ぶりがひどいなど、信用できないことばかりの上司だけど、任せた仕事は本当に最後まで口出しせず、多少の失敗も許容しやりきらせてくれた。スタンスや言動に表面的でない信頼があった
→ 逆にうまくいかせることに力点があり、任せたと言っては口出しや見直し指示の多い上司には、仕事が必ずうまくいくという信用はあったが、信頼はなかった

Cさん)タスクのすすめ方が安定している、よいアウトプットが出てくる人は「信用」できる。でも「信頼」はしていないことも。「信頼」できる人を思い返すと、行動の基準が見える人、周囲に対するリスペクトが感じられる人ばかり。アウトプットよりも、その人のスタンスを見ていると感じた。
→ 信頼はbeing、信用はdoing

哲学対話しての気づきは・・・

Aさん:何かをしてあげるから信頼されるのではなく、相手を掛け値なく信じ、任せることが信頼を生む、というのが深かったなぁ…手をかけフォローすることで信頼されようとしていたけど、自分のバイアスだった。
互いを信じて頼りあう関係ができないと信頼は生まれない。相互性・対等感が必要なのかも

Bさん:私も、会社人としてのエピソードと、親としてのエピソード、立場によってまた違うというのが、リアルに実感できた気づきでした~ 子供を信頼しているからこそ、たいていのことは怒らないけど、嘘をついた時は、信頼を裏切られた気がして、マジでつめたんだな、と。

Cさん:私は、この人が困ってたら全力で助けようという人が何人かいるけど。信用できない人ばっか(笑)。でも、本当に「信頼」できる人たちなんだな、と。でも、これを知人に話したら、「自分にとっては信頼と好きが同義」という意見もあり、改めて面白いなあと思いました。

誰かのいい言葉でなく、「自分のコトバ」を

世の中には色んな本や記事があり、優秀な識者がさまざまな解釈を発信してくれています。でも知りたい、読みたい情報を読むだけでは押しつぶされてしまいそう。モヤモヤする言葉を、自分の体験からひも解き「あ、そうだったんだ!」と身の丈で腹落ちする時間を大切にしたい。そんな想いからこの哲学対話はスタートしました。

勉強会でなく、対話会をしたいのは、正解の提供よりも、一人ひとりの腹落ちを大事にしたいから。そして、身近なモヤモヤを、自由にじっくり話し合える場が会社にも社会にもなかなかないから。だったら自分たちで初めてみよう!とこの発信をするに至りました。

こうしたイベントに、いったいどんな人が、何人集まるのか、ワクワクでドキドキですが、たとえ誰も来れなくても、私たちは、毎月この対話を続けていこうと思います。なぜなら、めっちゃ面白いから。
ぜひ、興味を持ったあなた、一度覗きにきてください。ご連絡お待ちしています!

みんなごと 田中達也 とは?

平成元年 リクルート入社 → 広告制作一筋20年 → 「経営への提言」で”人と組織をつなぐインナーコミュニケーション””を提案 ・事業化 → 2020年 リクルートから独立 
人が、「みんな」と思える範囲は変化します。より多くの人が、みんなとしてつながり、関わり合う。そんなコミュニケーションを作りたくて、15年模索しています。猫と音楽とイタリアと奈良が大好きです

 


組織や年代を超え、率直にモヤモヤを話し合える場を広げていきたいと考えております。賛同いただける方、ぜひつながって、いろんな実験からはじめていきませんか?