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アポロの俳句 夏 ニ

母子像の髪濡らしをる緑雨かな
風鈴を吊るおとうとを肩車
府道十八号線へ二重虹
片恋の夏夜をヘッドバンキング
水場までおんぶイチゴヤドクガエル

(自作解説)
①緑雨は、りょくうとよみます。夏の雨のことです。濡れた銅像の髪が、柔らかく見えました。
2021-09-28追記
しをる→〜しおる   の旧仮名遣い。〜しよる(例    めろちゃんが夜更かしをしおる)

②風鈴を吊る梁に、兄も弟も背がとどきません。兄弟ちからを合わせてのお手伝いです。

③府道といえば、大阪か京都にしかありません。望郷の思いを込めました。ふたえにじとよみます。まれにみられる二重の虹です。

➃かたこいは、かたおもいのことですね。
なつよに聴きたいロックミュージックを聯想してください。

⑤イチゴヤドクガエルというかえるは、皮膚から猛毒を分泌するそうです。子育て中の母蛙は子どもを水場まで背負っていく習性があるとか。

読んでいただき、ありがとーありがとー🖐"

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