俳句|冬の渾身三句【#ささはい応募】
前置きなし
住み慣れぬメガロポリスよ冬林檎
飴色の工場のけむり小夜時雨
まどかなる風の詩食む鶫かな
あとがき
一句目。
巨大都市と季語冬林檎の距離感が良いと思う。サイバーパンクとkawaii、近代〜現代の日本らしい仮想現実的冬世界を俳句で表現してみたかった。映画風かつ前衛芸術っぽく。
二句目。
一切説明しなくても伝わる写実俳句になっていると思う。工場の光るイメージは働いていたことがあるので愛着がある。コンビナートの夜景より小さな町工場の煙突が懐かしい。
三句目。
せっかくなので親愛なる企画主と主要なスタッフへの挨拶句をひとつは詠もうと思った。本当はあの人やあの人の名前も書き込んでみたい所だが、クオリティキープを優先(笑)
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人間の想像は、あらゆる絶望を打破する。
ぼくたちの創作が、だれかの希望を支える。
今日も夢見るために目を覚ましていよう。
言葉の広がり続ける心、これが無限の翼だ。
もっと自由に羽ばたける魔法を探しつつ。
すべての光と闇に感謝している。
令和4年1月9日
歩炉
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