歩きたいとこ座りたいとこ

絶望の風がまた吹いたなら
その風圧の中にある
元々の姿を感じて
それが『希望』という名前の
力のハジマリだったこと
思いだそう

物語はたくさん選択の連続の結果
そういえばそうだけど
それは
ここからは始められないという意味じゃない

振り返り
間違いの選択から気づいた
その時の自分の在り方
学ぶことで
そこから描いた
これからの自分の在り方
試そう
広い道のどのラインを歩いていくか
だんだんわかるようになる

これから起こるドラマの行く先を
恐れながら
楽しみにしながら進む一日が
どれほど幸せなのかを
その時はわからなかったと
未来のある日に気づいたことで
今日を大切に生きられる

今が大事な瞬間と
気づかせてくれた
過去の日々に
朗らかな今日をプレゼントしよう

悲しみから始まる
喜びの産声を
すべて聞き逃さずに
その時はつかまえられなくても
大切とは？が胸に刻まれれば
今度はつかまえ
握りしめることが出来るさ

いけるとこまで
自分が歩けるペースで
座って過ごしたいとこで休みながら

いけるとこまで

絶望に言葉を与えて
それを聞けば見えてくる希望が
翼になり
絶望は追い風となる

マイナスと名付けたものは
次のプラスへと進むのに必要だ

ネガティブな感情が生まれるのは
今必要な場所にちゃんといて
考え
懸命に生きているからだ

あとは発見

それがあれば

肯定されることが増えて
バラバラの出来事は
一つの道の途中だったと気づき

少し
少しと

楽しくなる

歩きたいとこを
ちゃんと歩いてる証拠は
その痛み
その苦しみや悲しみ
そして

絶望に名前を変えてもなお
消えることなく
胸の奥でドキドキワクワクと
騒がしく揺れる『希望』という波

ゆらぎの強さにやられたなら
座りたいとこに座って休んで

またゆったり始めてこう

それでいい