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無意識の部屋に咲いた花の名






特別に思ってたわけじゃない
はずの人のこと
一日のどこかで
毎日のように考えてたりする





話した何気ないこと
すべて無意味なようで
でも
意味あることのように強く残ってる
どちらかわからないと
『名前』を与えることをしなかった感情
ほんとはすでに






『名前』があるんだろう?






あれはデートじゃなくて
ただごはんに行っただけ
ただ映画に行っただけ
他にやることもなかったし
それだけだ



なんて言いながら
楽しげに思い出す自分に
ほんとは気づいてるのさ






なんとも思ってないと言いながら
お出掛けを断らず一緒にいることで
言葉にはしてなくても
行動で表現してるのだろう






とはいえ
相手がどう思ってるかなんて知らない
でも知ろうとして行動すれば
その答えは出るだろう
簡単さ






そう
簡単だ






でも簡単じゃないよな






恐いんだよな
答えが聞こえることが






まだ何にも言ってないし
まだ何にも起こってない
頭の中のフィクションに
ただ悩まされてるだけ
なのに
リアルのようにうろたえてる






でも
閉じ込めておくことも難しい
どうせなら
いつか肯定出来る後悔を選ぶ






そのつもりで
前へ







感情に音を与えて
そのままの姿が伝わるよう
真っ直ぐに鳴らそう






感情の放つ香りを
そのままで届けよう







心が
嬉しげにざわつく時間を夢見て






無意識の部屋に咲いた花に
ちゃんと『名前』を付けて







その花が描く軌道を
飾らずに言葉にして







鳴らそう








はじめまして、 胸の奥の言葉にしがたい動きを 僕なりに解明し それを形にして伝えることで 生きる上で日々上下する感情の動きを 良い受け取り方使い方が 出来るような表現を日々追及して 渡していきたいです 未熟なエゴイストですがよろしくお願いします (。-人-。)