夢。3/21

⚠️ 注意書き ⚠️
こちらは3/21に私が見た夢の話を
私なりに物語風にしたものです。
夢ですので、曖昧な表現や不思議な部分はあるとは思いますがご了承ください。
マイナスな気持ちになった場合、全て自己責任でお願いします。


以上を守れる方のみ
このままスクロールして下さい。
よろしくお願いします。






BARだろうか?
そんな感じの少し薄暗くて
オシャレな空間に私は居た。

今思えば、あそこは過去に働いていた
BARのカウンターだったような気がする。


目の前には祖母が居て、恋人も居た。
その近くに、何も言わずに座っている
亡くなった叔父が居た。

私はいつものように恋人とじゃれていた。

最近お互いに仕事とバイトに追われていて
話す時間が取れていなかったので
私はとても嬉しかった。


カウンターの向こう側に立っている私を見て
恋人が言った

「ちゃんと仕事しろよー。笑」

少し茶化したような言い方で
いつもと変わらない口調だったので
私もふざけて答えた。

「ちゃんと働いてますー!笑」

とは言っても、やることが無く
立って話しているだけだったので
少しだけ溜まっている洗い物をする事にした。

少しだけ水を出して
食器に水をかける
その後、薄められた洗剤を使って
食器を洗う。

私は飲食店勤務が長いので
こんなの慣れたものだ。

終わったら食洗機に入れる。

それの流れを見ていた祖母が

「似合ってるね、とっても慣れている。」
「何も出来なくて大変だったでしょう、おばあちゃん何も教えなくてごめんね。」

私は答える。

「お休みの方が少ないし、ここに居る時間の方が長いからね〜、嫌でも慣れちゃうよ。笑」
「そんな事ないよ、甘やかされたおかげで甘え方を知れたし料理は作れなかったけど
こうして社会人になって、飲食店で働くようになってから料理も出来るようになったんだ!」
「料理が出来るようになるのは後からでも先からでも出来るし私も知ろうとしなかったから
おばば何も悪くないんだよ〜」

それを聞いていた恋人が
また茶々を入れるように話す。

「そうだそうだ〜!料理作れー!洗い物しろーー!!」

酔っ払ってんなこいつと思いながら
私の中では安定すぎたので
「はいはい。笑」
と軽く流して笑っていた。

すると祖母が

「ちゃんと働いてるじゃない、その言い方ないんじゃないの。」
「そこまで言うならあなたも働きなさいよ。」

と、少し怒っている様子だった。
恋人は怒っているのだと気付かず
まだおちゃらけている。

祖母は私を産まれた時から育ててくれていて
自分の目の前で私が悪く言われるのが
あまりすきではないらしく
相手が私の父であろうと母であろうと
怒る人だ。

それを恋人も私もよく知っている。

さすがに今日は祖母も恋人も
お酒が入っているため、少し言い過ぎな部分
やりすぎな部分がある。

おちゃらけていて、ゲラゲラ笑って
軽く暴れている恋人と
一瞬目が合った際に

「こら、お酒飲み過ぎだよ。
弱いんだから程々にしときなさい。
明日も朝からお仕事じゃないの?ここに水置いとくね。」

と言うと、恋人は思っていたより
酔っていたようで

「うるせー!」

と私に水をかけた。
「あーぁ、こいつやりやがった。」
と思った。

私にお水をかけたと同時に
一気に周りから冷たい目線を注がれる。
突然広がる静寂、固まる人々。

そして、怒りで顔が真っ赤になっている祖母と
何も言わず、ただ座ったままの叔父。


周りの空気で察したのか
慌てて恋人が私に向かって謝る。

「ごめん!!」

恋人は一気に酔いが冷めたのか
お酒で真っ赤だった顔は真っ白になっていた。

「酔っ払ってるの分かってるから良いんだよ〜、気にすんな気にすんな!お水新しいの持ってくるね〜」

あまり空気を悪くしたくないので
そう言ったものの
やはりとてつもなく冷たいし、寒い。
春になってきているとは言え
夜は寒い日が続いているのに
お水でびしょ濡れはさすがに寒過ぎる。

「先に事務所に戻ってタオル取ってきても良い?」

と恋人に伝えると

「う、うん、。ごめんね、。」

と申し訳なさそうに答える。
私はそれに「良いんだよ。」と答えながら
事務所に戻り
パソコンをカタカタしていた店長に
声をかけてタオルを貰う。
店長は

「お酒じゃなくて良かったね。」

と笑ってくれたけど
「どっちにしろ嫌なんですけど。」と
思いながら

「そうですね〜。笑」

なんて返した。
急いで店内に戻らないと
恋人が祖母に怒られて
少しめんどくさい事になる。
と思った私は、軽く頭を拭きながら
タオルをもって小走りで店内へ戻る。

店長はまた
パソコンをカタカタしていた。


店内へ戻ると
やはり恋人が祖母に怒られていた。
私より10cmも身長の高い恋人が
やけに小さく見えた。

何も気にしていない風を装いながら
カウンターに立つ。

「遅くなっちゃってごめん!すぐお水渡すね〜」

そう言うと祖母が私に話しかけてきた。

「大丈夫?風邪ひかないようにね。」

「大丈夫だよ〜心配し過ぎよ。笑
バカは風邪ひかないって言うでしょ!」

「そうだけど、。」

また祖母は恋人の方を向く
恋人は祖母と目が合って反射的に謝る。

私がタオルを取りに行っている間に
だいぶ怒られたようだったので
「その辺にしといてよ。笑」
と言うも
祖母は「まだ怒りが収まらない!」ようで
少し穏やかな口調には変わったけれど
話の続きをし始めた。

恋人は怒られ続けていて
祖母は怒り続けていたが
店には徐々に騒がしさや笑顔が戻ってきていた。





終。     liru.

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