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素直に好きといえない

現代美学の授業感想を書いていた。いくつかあるトピック候補からNan Goldinという作家を選んだ。シンプルに写真が良かった。

現代アートは正直全然わから〜ん!と思う作品がたくさんある。でもそれでいいと思うんだよな。無知でわからないことと、ちゃんと向き合ってもわからないのでは後者に罪はないと思う。「わからない」と分かったのは収穫だ。

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Nan Goldinの写真はすごく正直だった。広告写真とかもいいけど、こういうありのままの世界を切り取ってそれを美しく見せられるのはかっこいい。嘘をつかないのが結局最強。

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情報を集めるために色々ググっていたら『女性らしい鮮やかなカラー配色』という言葉が出てきた。めちゃくちゃ不自由な感想だなと思った。センスをセクシャリティに限定するのに飽き飽きする。私もまだまだ気を抜いたときに使いがちな表現だから気をつけなきゃいけないけど、本当にこういう表現からはいい加減卒業しなきゃいけない。世界規模で。

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