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不登校や引きこもりの子の親に「大丈夫」とは言えない理由

学校へ行かず
引きこもっている

部屋は明かりがついていない。

夜中起きてきてごそごそと生活。


あなたはそんな子でも大丈夫。って言えますか?


私はね、到底言えませんし、逆の立場なら「大丈夫」と言われても全然響かへんし。

むしろ、「うちのなにを知って大丈夫って言ってんだよ、ふざけんじゃねーー」ってちいさな牙をむき出すかな。


だってさ

無責任に「大丈夫」とは言えないから。

そもそもだけど

主語がなくて受け取り方は言われた相手の心の置き次第。

学校に行かなくても「大丈夫」なのか

夜中起きてきてごそごそしてても「大丈夫」なのか

引きこもっていても「大丈夫」なのか


一人でちゃんと生きていけるよ「大丈夫」なのか
お母さんが心配しなくても「大丈夫」なのか

時が経てば笑い話になるよ「大丈夫」なのか


「大丈夫」はよく効く薬だけど
 
時に無責任で、時に言った相手に依存して反撃する


皮肉であかんなって想うけど

大事な子どもを育ててきた。
やっと子どもを産むことができてとてもとても愛おしかった。


アレルギーも夜中のはてなく続く夜泣きも、

いつまでもおねしょで困らせることも背中スイッチも、

保育所の運動会や生活発表会では必ずと言っていいほど泣いていて先生に抱っこされていて。


大きくなったらかっこよくて
おしゃれして
女の子にモテてはじめて失恋とかしてさ。

そんな甘酸っぱい青春を


過ごすんじゃなかったのかな。

優しくて気負いすぎてしんどくなってしばらく心を閉ざしてしまった。


なんとなく

「大丈夫」って言われる無責任より

「なんとかなる」の無責任の方がいい。


なんとかなる=なるようにしかならない


どうこう 藻掻こうとしても。

大丈夫、のラインは我慢を取り繕っている気がしてならないのです。


だから、身近で学校行ってない、引きこもっていることで悩んでいる友達が「大丈夫だから」と言ったら絶対信じないほうがいい。


それは完全に”取り繕っている”から。


あ、


でもさ


なんとかなるも、根拠がないけどね(苦笑)

結局は、自分に起こった悲しいこと・辛いことを癒せるのは自分の中でしかないってこと。


誰かに癒やしてもらおうなんて


甚だ 図々しい。

他人があなたの気持ちなんて癒せるわけがない。


だから、自分の機嫌は自分でとって。























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