大人になってわかったこと
甘くない。
何事も甘くない。
どこまでの関係でどこまで愛しても
所詮私達は他人なんだ。
友達も、恋人も、言うならば夫婦も
どれだけ愛した相手でもわたしたちはどこまで行こうとも他人なんだ。
ほんとにほんとに困っても助けてほしくても他人なんだ。
愛する先に何があるんだろう。
いつか子どもがあらわれて
その子どもを愛すように
わたしたちは他人を愛せるのかな。
夫婦だから、家族だから、
その言葉があれば
愛するようになるのかな。
何もかける言葉がない関係にもきっと愛はあるのに、その愛の先に光はなく、そして気付く。
わたしたちは所詮、誰もが孤独なんだと。
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