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なぜ、そう受け取るの?

反抗期真っ盛りの高校生のあなたは、親のアドバイスさえ耳障り。

先日も部活の自己紹介ページ(現代の高校生の部活にはホームページがあり、SNSなどを多用して活動をアウトプットしている)に書くコメントにアドバイスしていたら「なんで俺を否定ばかりするの?」と父と言い合い。
コミュニケーションがあるのは良いことだけど口喧嘩に発展するケースが増えている。ふーっ。

やりとりを傍で見ていた母の
「なぜ、何もかもそんな否定的に受け取るの?アドバイスしてるだけやん。」という言葉に冷静になったあなたは、その後から変わった気がする。

『出来事をどう受け取るか、どう解釈するかは自分が決めている。』
に気づいたのなら優秀!誰もあなたを傷つけることはできない。
あなたを傷つけられるのはあなただけ。

ただ、このやりとりの結果を見て母も学んだ。
反抗期には質問が有効なんだ!質問すれば自分で答えを出す。例え答えを口にしなくても心では考えている。そこはポイントだ!親はそのための効果的な質問をしてあげる。

だから、朝のやりとりも変わった
母:「時間だよ。起きなさい!間に合わないよ。」
息子:「もううるさい💢」
母:「いい加減に起きなさい💢」
から、
母:「学校に時間に間に合うように行きたいの?」
息子:「うん」
母:「なら、そろそろ起きたほうがいいよ。」
と質問から始め、選択を息子にゆだねる。

『自分の人生は自分で決めている』意識を持って欲しい。
学校に行くべきだから行っているのではなく、行きたいから行ってる。
部活はやらなければならないことではなく、やりたいからやっている。
練習はやらされているのではなく、強くなりたいからやっている。

あなたがやりたいと思っていることだから母は応援しているだけ。
だから、あなたの意向を尋ね、確認するようにする。
高校生になったあなたに誰も強制的に何かをさせることはできない。
どんなアドバイスに従おうと背こうと最終的にはあなたが決めている。
よーく肝に命じれますように。