大河ドラマ「光る君へ」第30話「つながる言の葉」

・宣孝が亡くなって3年、干ばつに苦しめられる都、雨乞いも意味がなく晴明に助けを求める道長、「陰陽寮」という言葉はこれまでドラマの中で台詞にあったのかも知れなかったが僕は初めて知った。

・少し調べると1869年まであったというから非常に長い歴史があった事に少し驚いた。陰陽師も有名だし陰陽道とか現代に繋がっているし歴史の深さをこういうドラマの中で感じられるのは自分にとっては新鮮。

・内裏では道長に頼りっぱなしの右大臣の顕光はドラマ上では存在感が全くなく実力もないような扱い、このまま何もなく特に細かなエピソードは描かれなく終わるのだろうか。

・実資と道綱はいつも一緒にコンビという感じで出世に貪欲な斉信、道長を支える行成や公任とかこれからも権力闘争の中でいろいろ動きはありそうなんだけど顕光には特に何も感じないな(苦笑)

・まひろは女房達に和歌を教える立場になっていたがその主催は公任の妻である敏子(柳生みゆさん)確か少納言の影響で物語を書くようになってそれが評判になったからだと思うがこういう場へ行けるようになったのは道長のお陰かなぁと思っていたが違ったかな。

・あかね(泉里香さん)との出会いもあったが後の和泉式部だそうで明るい感じながら気が強そうな印象は少納言と似ているなと思う。この時代の女性で歌人で表に出るような歴史に残る人だから個性的な人が多いのかも。

・道長に頼んで一条天皇に彰子の事を頼む倫子、穏やかながらハッキリとして意見に道長は叱るが倫子との仲に亀裂が入っているのが良く分かる。その原因は彰子を入内させた時からだと思うがこれが後にまひろとの関係が発覚した場合に・・・と思うと前々からいつかと思っているがドキドキするな(笑)

・しかしながら3年経っても彰子の態度は何も変わっていないのはある意味凄いと思う・・・これではちょっと一条天皇に同情的になってしまう、定子を忘れられないのもあると思うが・・・、伊周も延々と道長に呪詛していたがしつこいな(苦笑)

・「枕草子」のあまりの影響に思案する道長に公任がまひろの名前を出したのは展開上分かりやすかった、ここから「源氏物語」が始まるという明確な場面、これまでまひろと道長は隠れて会っていたけれど立場的に公然と会えるという事にもなるからそこからまた物語の細かいところは動き出しそうで特に倫子と少納言への影響はかなり大きそうだ。

・まひろに構ってもらえない賢子がまひろの書く物語を燃やしてしまったけれど母親としてのまひろは子育てに対しては上手くいっていないのは明確でこれが後に大きな影響があるのか・・・・

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?