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【レポート】哲学対話をやってみよう@京都高校教研

11月3日に開催された第72次京都高校教育研究集会の図書館教育分科会にて哲学対話を実施しました。以前教職員研修を実施した京都府立向陽高校の方からお声かけいただき実現した企画です。

当日は京都府の高校教職員の方たちと「幸福は、人生で一番価値があるものだろうか?」という問いについて対話しました。「幸福」「価値」とはどういうものなのかについての意見や、幸せと不幸の関係、自分の幸福と他者の幸福の違いなど、複数の観点から活発にお話しいただきました。もっと考えたい!と思えるような興味深い意見がたくさん出てきて、ここから面白くなっていきそうなタイミングでちょうど時間が来てしまいました。帰り道でも幸せについて引き続き考えてしまうような、充実した時間を過ごせました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

「幸せ」は古代ギリシャから哲学者が議論してきたテーマなので、学校では哲学対話をきっかけに過去の哲学者の思想を学ぶ機会にもできると思います。(今回の対話でもエピクロス派の思想を彷彿とさせる意見がありました)
こどものための哲学(p4c)でも「幸せ」を題材にした教材はありますのでいくつか紹介しておきます。

(おわり)

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