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わたしが死んでしまったら

遺書が書けるというのはある意味幸せなことです。
なので、生きている今日のうちに、いくつかお願いを残しておこうと思います。

私が死んでしまったら、
一番好きなお仕事を継いでほしい

大好きな仕事。愛犬が幸せな犬生を送るためのお手伝いをさせてもらうこと。
とても難しいお仕事。でもやりがいはあります。
寒がりな所と注意力散漫な所が私に似てる。
一方私に似ず食が細いです。
ゴミが好きな所は直せませんでした。
ぷーちゃんは、私の代わりではありません。ぷーちゃんはぷーちゃんです。
だけど親バカな私は、姿が見えなくなっても、きっと彼の傍にいることが多いでしょう。

どうぞよろしくお願いします。

私が死んでしまったら、
可愛いお花を飾ってほしい

菊はそんなに好きじゃありません。ピンポンマムは割と好きだけど。
しきたりとかは個人の意見を述べさせてもらうとどうでもよくて。我儘だけど、好きなもので囲んでほしいです。
春ならラナンキュラスにガーベラ。たんぽぽもいいね。
ピンクに白に、黄色にオレンジ。春らしい色合いが大好き。
夏ならひまわり。
お母さん、好きだもんね。あなたとも、ひまわり畑見に行ったよね。
ブルースターも一緒がいいな。黄色と青、爽やかでしょ。
秋ならダリア。吾亦紅。すすきも小学生の時のこと思い出していいな。
冬ならかすみ草かな。春か夏の花だと思うんだけど、かすみ草なら年中仕入れられそうじゃない。真っ白にしてほしいな。

私が死んでしまったら、
私のことは忘れて楽しんでほしい

私が大事に思っていた人ほど、もしかすると悲しんでしまうのかもしれません。
だけど、この世界には沢山沢山楽しいことがあって、私が知っていることはきっとそのうちの0.01%にも満たない。
だから私が集めきらなかった楽しいことを、もっともっと探してほしい。
没頭するほどの好きなこと、楽しいことがもう見つかっているのなら、私を理由に止めないでほしい。
悲しみに溺れそうになったとしても、世界中が雨の日なんてないんだから。晴れ間は見つかる。大丈夫、楽しんで!

私が死んでしまったら、
どうか誕生日に思い出して

死んだ日は思い出さなくていい、命日という概念は要りません。
その代わり、誕生日はそっと祝ってほしいです。
いろんなプレゼントをいろんな人に貰ったな。
ぬいぐるみ、おもちゃ、お金、マグカップ、ピアス、ネックレス、指輪、美味しい食べ物、旅行。
結婚式はしたことないから分からないけど、誕生日だけはほんの少し主役なのかなって思った日だった。
沢山おめでとうって言ってもらえる幸せなこの日にだけ、少し時間をくれませんか。
そこで思い出してほしい、笑顔の私を。
泣き顔は、産まれた時と嬉し泣き時の分だけ、特別にOKとする。
私もあなたの誕生日を祝います。
だから寂しくなんかないよ。

お願いをさせてもらいます。
いっぱいのありがとうを添えて。

もも





人生第二章を歩むための、なにか"きっかけ"を与えていただけたら嬉しいです!あなたの仕事や好きなことを教えてください。使い道は報告させていただきます。(超絶ぽんこつなので遅くなっても許してください)